基礎年金手帳
現在は国民年金・厚生年金・共済年金のすべてが「基礎金番号」で管理されています。
基礎年金番号が書かれた手帳(青い手帳)を「基礎年金手帳」と呼んでいますが、従来の国民年金手帳も厚生年金手帳(どちらもオレンジ色)も「基礎年金番号通知書」を貼り付けて「基礎年金手帳」として使えます。
また、手帳の番号に「基礎年金番号」とゴム印を押してあれば、「基礎年金手帳」として通用します。

年金手帳がない場合
20才未満で一度も働いたことがない人は年金手帳はありません。新規の発行になります。

一度も働いたことがない人でも 20才以上の日本国籍のある人は国民年金に入る義務がありますから、原則として年金手帳をもっているはずです。
しかし、20才になっても何の手続もしていない人の中には、まれに年金手帳を持っていない人がいますが、
基礎年金番号は振り出されているはずです。

本人に住所地の市役所や区役所、役場の国民年金課に問い合わせてもらって、基礎年金手帳を発行してもらうか、基礎年金番号を聞いてもらって社会保険の資格取得届と一緒に年金手帳の再交付申請をするといいでしょう。
(国民年金の納付書が来ていればその中に基礎年金番号が記載されています)

基礎年金番号すらわからないと、年金事務所から本人への問い合わせに時間がかかって、年金手帳だけでなく、健康保険証の発行にもかなり時間がかかります。
また、年金事務所によっては、一枚の用紙で複数人申請すると、同じ用紙に記載された他の人の健康保険証の発行も時間がかかってしまうケースがあります。

年金手帳を無くしたときは、「年金手帳再交付申請書」を資格取得届に付けて出します。
本人から、最初に基礎年金手帳(または厚生年金手帳)の発行を受けた事業所の名称と所在地(市区町村名まで記載できれば受け付けてもらえます)及びその後の転勤先などを聞いて書類に記入します。

戻る