気ままに日記

2009年12月

December . 31 (木)       ≪ 今年を振り返って ≫       76
   平成21年,2009年の最終日になってしまいました。。。
今大晦日夕方…お正月用の料理も作り終え、夜のTVをまでの束の間のひと時を
心穏やかに今年を振り返ってみよう〜,,,と。
今年は自分のことに集中出来た1年間でした。5月の還暦コンサートに向け、年明け
早々から準備に入るのが、6月に故郷での還暦会準備と同時進行となり、その辺は
ちょっとしんどかったのだが・・・かなり久しぶりの幼友(20名)との顔合わせは、嬉し
懐かしさで満タンとなり、次の幹事を名乗り出てくれる人がいて、この集まりを隔年
で続けよう〜,,,とのことになり、幹事の苦労が報われた還暦会となったのでした。

 そしてマイ還暦コンサートも、自分としては楽しめて良い思い出を残せたし、
秋には11月1日(いい日)に、安田ギター教室が独り立ちして15回目の記念発表会
を、函館山のクレモナホールにて行ったことは、ロケーション的にも最高の思い出と
なったこと等など…今年は私の人生の中でも本当にメモリアルな年となりました ! !
それもこれも仲間がいてくれてこそ作れる思い出で,,,皆さんに感謝♪です〜
 
 又,,,今年は悲しいこともありました。 1月には身近だった叔母が突然のクモ膜下
出血で他界、6月には私の父が呼吸不全で亡くなりました。 
自分の人生の幕がいつ下りるかは自分には全く解らない,,,
だからこそ日々を大切に,充実して過ごしたいもの…と心から思っているのです。

 更に今年は新型インフルエンザにも脅かされましたネ。発表会前もドキドキでした。
私はこのところ忙しさから少しひと息つき、、レンタルビデオを借りて来て見そこなっ
ていた映画とか気になっていたビデオとかを見て時を遡ったりしているのです。
そのビデオの中で、可愛がってた動物が天に召される物語で、お父さんが息子に
「この先も辛いことにはたくさん遭遇するんだ…でも,,,辛いことを乗り越えると幸せが
来るんだよ。辛い字の上に横一を足すと、幸せと云う字になるんだよ」,,,と。
辛い,と幸せは感情的には真逆だが、字的には一字違いの紙一重。。。
自分とって辛いと思った時にはそれを乗り越え,横に一を加えれるよう頑張ろう〜 ! !


December . 27 (日)       ≪ 歌劇塔Vンデレラ ≫       75
   昨日土曜日の午後、函館の隣町,七飯町文化センター「パイオニアホール」まで
オペラを観に行って来ました。
それは函館市民オペラの会の主催で、函館市内でも一度公演を終えてるのだが
その本番は用事で行けなかったのが七飯町で再演,,,とのことで行って来ました。
この「シンデレラ」ストーリーは誰もが知っているのですが、それは今から312年前に
フランスの昔話を集めた本≪マ・メールロアの物語≫が世に出て、
そこに「赤ずきん」「眠りの森の美女」そして「シンデレラ」の物語が載っていて、
ぺローの書いたこの本は、世界の人々に大きな夢を与えたのだった。
 
 シンデレラをオペラには出来ないか?,,,最初にそう考えたのはフランスの脚本家
エティエンスだった。童話では「魔法使い,南瓜の馬車,ガラスの靴」がシンデレラ
のイメージなのだが、然しそのありきたりではオペラとしての感動は表現されにくい
と考え、そこで王子と入れ替える従者を設定し、目の前に現れた従者を王子と思い
込み妃になろうと醜く争う二人の姉達と、王子の養父となり財産を狙おうとする娘達
の父男爵の姿がコミカルな演技で表現され、観客を笑いに誘ったのでありました。

 更に乞食に変装して人々の真心を探る王子の顧問が現れ“灰まみれ”と云う語源
のシンデレラが清らかな心で接してくれた上に、後に従者として目の前に現れた彼
にシンデレラは恋心を奪われたのも束の間,,, 継姉に呼ばれ片方のブレスレットを
手渡し彼から去って行ったのであった,,,
王子のお妃選びのパーティに姉達が着飾って出かけたあと、彼女が自分の身の上
に嘆き悲しんでいるところに、前に親切にされた乞食が現れ、シンデレラを王子さま
のパーティへ,,,と導いたのであった。
そこに目を見張る美しさのシンデレラが現れ、入れ替わりのニセ王子から求婚され
ると,「私には心に秘めた方が,,,」と、その場を立ち去ったのだった。。。
その後、王子は同じブレスレットを持っている女性を探しに街に出かけたのだった,,,

 そして出会えたのが、自分が従者の姿の際に心を奪われていた彼女だったのだ。
シンデレラにとっても、何事にも惑わされずに心を惹かれたその相手こそが、本物の
王子さまだった,,,とは ! ! シンデレラは,辛くあたられた父,継姉達をも,以前のことは,,,
と寛容に許し、最後はHappy end ! ♪ 清らかな心…心がけたいものです〜 ♪


December . 24 (木)         ≪ Xmas 刀@Party ≫      74
   昨日の祝日,,,今年私の還暦コンサートをさせて頂いた”カフェテーリアモーリエ”
にてのXmas Party に、パートナーのあこちゃんと参加して来ました。
こちらの喫茶店は外人墓地近くの海に面していて、多少遠くても夏場は行きやすい
のだが、冬場はちょっとしんどい場所なのです〜。。。
今年で3回目と云う このクリスマス会,,, 私は11月にたまたまモーリエさんにお邪魔
した際にその情報をキャッチ出来てて 楽しみにしていて出かけたのでした。
モーリエ,オーナーのご夫妻はとてもフレンドリィで、観光客の他,常連のお客さんが
ついているようで、集合時間の5時に会場に着くと とてもアットホームな感じで家族,
親友関係のグループさんが集まっていました。
このクリスマス会には “ Narasou Kae” (鳴らそうかぇ) とのタイトルが付いていて
参加の皆さんは、一人又はひと家族・グループが一芸を出し合う,,,とのこと。

 そこには孫ちゃんが、おじいちゃんのアコーディオンに合わせて ポニョを歌ったり
学生さん達による アコースティックギターによるライブ演奏があったり、ボクシング
グループの,とてもお元気なお姉さま達のコーラスもあり、パパママ小学生の娘さん
の コカリナ演奏もありました。 コカリナとは,リコーダーを短かくしたもので音,サイズ
はオカリナに似てはいるようだが、木で作られてるのでとても素朴な音がする。
数年前,,,私は函館でコカリナ奏者の方の演奏を聴かせてもらった際にこの楽器の
存在を知り、これは冬期長野オリンピックの時の会場作りにより,沢山の木が伐採
されたことに心を痛め、その木の再利用がないか?…と考え出されたのだそう〜,,,
昨夜はそんな数年前の記憶が遡り、とても懐かしいコカリナとの再会でした。

 そんな和気あいあいのパ−ティ進行の中、終盤に私達のギター演奏の出番が…
クリスマスにちなみ“トロイカ”から始まり、次はしっくりと“月光”の二重奏,そして
最後は派で目に“スペインセレナータ”をデユオで演奏したのだが,皆さん,クラシック
ギターを聴くのが初めてか新鮮だったのか?演奏中は話し声ひとつ聞こえて来ず
し〜んとしてじっくりと聴いてくれたのだった。
パーティだから,ざわつきは付き物で、あこちゃんに「そんな中でも集中して演奏を,,,」
と言ってたのが、あまりにも静かになり過ぎて逆に緊張しちゃったとか?
これもそれも経験・・・まだ?歳のあこちゃん,これからも色々な経験を積んでギター
がんばれ〜!でも初デビューのパーティ演奏、いっぺんに色々な人達に会えて楽し
かったねぇ〜!そしてた〜くさんの美味しいものも食べれて〜 Happy Xmas 〜 ! !


December . 20 (日)        ≪合唱劇唐ゥなで〜る≫      73
   今日は、新聞を見てて興味を誘われていた,宮沢賢治の「注文の多い料理店」を
見に隣町まで行って来ました。
会場の「かなで〜る」は北斗市にあり、冬道だと函館から30〜40分程の所です。
この「注文の多い料理店」を合唱劇で…とのことで、どのように?,,,と興味深々で
出かけたのでした。 第1部は構成劇による「私のふるさと」と題して、小学生から
大人までの合唱グループの参加で結構な人数が出演していました。

 そうして第2部の「注文の多い料理店」が始まると、舞台中央奥手には手作りの
巨大絵本が置かれ、その全面中央と両サイドに合唱の人達が並び、ステージ左横
にはスクリーンが用意され、合唱で歌われている歌詞、即ちこの,物語の文章が
全部そのスクリーンに映し出されているのです。複数の人達で唱える旋律付きの
セリフはきっちりと合っていて、はっきりと聞きとることが出来ました。
この合唱劇「注文の多い料理店」は、東京在住の作曲家・萩京子さんが曲を付け、
舞台芸術に作り上げた作品で,それを北斗市民あげての参加で盛り上げたのです。
このステージでの約30分以上の合唱劇の歌詞を出演者達がすべて覚え込んだの
にはどれだけ練習を積んだことか…? 更に物語の内容に合わせ,それぞれの
パフォーマンスもあり、観客はどんどん合唱劇に引き込まれて行ったのでした。

 「注文の多い料理店」のストーリーは、イギリス兵隊の格好をした二人の若い紳士
が鉄砲を担ぎ、白クマのような犬を2匹連れ,道案内を従い猟にやって来ました。
山奥に差しかかるや否や 「こちらの山はけしからん、鳥も獣も一匹もいやがらん、
何でも構わないから早くパパーンとやってみたいもんだ〜」,,,と話しながら歩いて
いるうちに、道案内をして来た専門の鉄砲打ちも逃げ出してしまう程どんどんと森の
奥に入り込んで行ったのでした。 連れていた2匹の犬もそこで倒れてしまった,,,
彼らは道に迷い進むことも戻ることも出来ず、お腹も空いて来たところに見つけた
看板、西,洋料理店「山猫軒」に疑いもなく入ったところから物語の始まり〜〜。
美味しい物を注文するはずが、いろいろと注文されるはめに・・・。その気付きまでの
やりとりがコミカルに・・・。  あとは物語を読んでみるか、このような朗読の機会を
捕えてみて下さい。ちなみにうちに佐藤国男さん版画挿絵の絵本がありますよ〜。


December . 12 (土)    ≪安田ギターグループ当Y年会 2≫     72
   今週末も忘年会でした。 こちらは昨年の公民館修了生のグループさん達の会で
一次会は意外にも,我が家近くの居酒屋 「めぐみ屋」。 
こちらはうちから徒歩2〜3分。 元はお寿司屋さんを長くやっていたところだが
一度も入る機会がないまま…居酒屋に変わってからも通りがかりに見てただけが
最近誘われて入ってみたら、間口からは考えられないくらい中は広くてびっくり!
個室も数室あり、その時にここで忘年会が出来るのでは?、とふと思った次第で,,,

 飲み放題コースに料理も決められていて、選べるお鍋は“カキ鍋”を。
カキはひとり一個か二個か?果たして端数はジャンケンか?,,,と思っていたのが
何と十分過ぎる程の数が入っていて満足満足〜,,, もめることなく良かった〜(?)
私はアルコールはダメなので、それ以外のちょっと変わったのを飲んでみよう〜,,,と
カシスウーロンを頼んでみた。 するとワイン色のジュースが目の前に。
そっかー!カシスってぶどう系なんだ〜。 ちょっとワインっぽい味,,,と感じつつも
これがカシスの味なんだぁ〜と飲んでいたのが、少し経つと何かしら顔が火照って
来て、少し息づかいも上がってきたのである。。。
そこでもう一度メニューを見てみたら、それはカクテルメニューのところにあった!
 
 いやはや〜,,, 知らぬが仏とは?・・・ 僅かでも,アルコールを口にしたのは私の
人生ではそうはないこと。 粕漬けでも身体に異変を感ずる方だし、奈良漬なんかは
臭いだけでもむせて咳込むのが、今回は何とカクテルを口にしてしまったのである。
飲めない私は、いつも自分の車に乗って行くのだが、この度の二次会への移動は
念の為マイカーを置いて行くことに。。。 いやいや〜,こんなことは人生初体験(?)

 二次会のスナックへ行くと、今週来週は忘年会のピークらしくお店の中は満席。
私達のグループさんはカラオケ大好きで、お店に来ている人達もみんな歌うことを
楽しむ方達のようで、曲の予約状況は常にパンパン〜。
たくさん居ると色々な曲や懐かしい歌が聴けるのが楽しく、時間が経つのを忘れて
しまうのである。 さぁ〜シンデレラの時間が過ぎ,そろそろラスト曲を〜,,,との声が。
締めの曲は“上を向いて歩こう”を。 手をつなぎ輪になってみんなで合唱!
そうだ!今年6月の還暦会の時も同じ状況で、歌は“サライ”だった。このラスト曲
が終わるまでに「又愉しい時を,,,とか、元気で頑張ろう〜」とか、それぞれの思いが
繋いだ手を通してハンドパワーとなり伝わって来るのが何とも言えないのである!


December . 5(土)     ≪安田ギターグループ当Y年会 1≫     71
   今夜は安田ギターグループ恒例の忘年会でした。 元々はリフレグループの
忘年会に年々他の方達も加わって来た中で、今年はタイミング良くカルテットさんも
加わり更に盛りあがった忘年会となりました。
会場はここ3年間同じところの「ハートランド」。 こちらのお料理はとても美味しく
毎年こちらのお料理を戴けるのを楽しみにしているのです。

 更に私達は最初から楽器持ち込みで、ほろ酔いコンサートをしながらの忘年会
なのです〜。 ほろ酔いだから… 間違っても 止まっても 忘れても 良いのです(?)
それでも、ギターを弾こうとする前向きな姿勢が大事,と云うことで,,,
予定時刻の2時間をオーバーする程に、ほろ酔い演奏が次々と。 
タイムオーバーとなり、続きは二次会で…と近くのスナックに移動。

 その「絹」と云うお店の中はけっこう広くて、全員が持参の楽器もそう邪魔には
ならない程度に収まり、更にピアノ ドラムまでもあり 後にわがギターグループさん
の即興ライブも,,,ピアノ ドラム ギターによるコラボが!
それぞれ普段のギター以外の特技が初ご披露され、忘年会ってこれなんだ〜,,,
思いがけないことを見せてもらええる〜。 
お酒に酔って愉しげな人,ダンスもあり,?十年振りにカラオケを歌ってみた人,
初めての顔合わせで,すぐに打ち解けることが出来たりとか、こういう席じゃ〜ないと
中々そうは行かないと思われ、忘年会って,その年の清算が出来る良いことですネ。

 私達は時が経つのを忘れ、気が付くとその日が終わろうとしていた。。。
外に出ると、かなりの雨が・・・。それぞれが帰路に着く,,,私は駐車させてもらってた
所まで歩くうちに、もうずぶ濡れ・・・。でも,,,身体は寒くても心は何となく温かだった,,,


December . 2(水)   ≪原博巳塔Tキソフォンミニコンサート≫    70
   仕事で札幌に行く途中に…と、原さんが家に立ち寄ってくれることになり、日程の
短い中でのコンサートをお願いしたところ、快諾をもらえました。。
それは函館入りして翌々日,12月2日の水曜夜。。。 私は会場を選ぶにあたり、
以前にギターの発表会をさせてもらった市内の教会が頭に浮かびました。
その当時、原さんのサックスを是非教会で聴かせてもらいたい…と思ったのでした。
私のその夢が、今夜叶ったのです〜。。。

 今日は幸いにもお天気に恵まれ、心地よいコンサート日和となりました。
4時半頃に会場入りをし、ピアノをお願いした伊藤亜希子さんとのリハーサルを。。。
そのリハーサル時には私一人が聴かせてもらっていて、これが主催者冥利に尽きる
ものでございます。 教会内にはサックスの音が隅々まで響き渡り、どこにいても
聞こえてきました。 原さんはアルトサックスの他,ソプラノサックス,バリトンサックス
の音色も聴かせてくれます。 それぞれの音色がそれぞれに良い〜〜。。。

 プログラムの中の「亡き王女の為のパヴァーヌ」では、ソプラノとバリトンサックスを
持ち替えて聴かせてくれたのが、とても良かった。
今でも耳の奥にその音を思いだすことが出来る・・・又来年も是非聴かせてもらいた
い…と楽しみに。その時はもう少し多くの人々に聴いてもらえますように,,,アーメン!

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