気ままに日記

2009年11月

November .28(土)    ≪映画塔}イケル♪ジャクソン≫     69
 
 私は昨夜、話題となっていた マイケル・ジャクソンの映画を見に行って来た。
その映画とは “ THIS IS IT ” (ディス・イズ・イット)。
それは今年の3月頃 「THIS IS IT」 のタイトルで、50回公演コンサート予定が
発表されていたのだった,,, チケットは即日完売 !! 7月13日からのスタートに向け
その準備やリハーサルに入っていた矢先、その本番公演を目前にしながら 
マイケルは、2009年6月25日,,,帰らぬ人となってしまった。

 それから数カ月・・・そのリハーサル風景が映画化され、限定2週間のみの
全世界同時上映となったのである。私は最初,そのことにさほど興味は持って
いなかったのだが、あることがキッカケで「これは是非行かねば…」と、その気に
なったのが上映終了の2日前で、都合を付けて映画館に足を運んだところが
何と満,満席〜,,,行けば見れる…と気楽に行ったもので,暫し茫然,,, あとがない。
でもそうなると、尚更見たくなるのが心情(?) 一緒に行った友達と相談の結果
明日出直すことに。 日中動けない私に代わり,彼女が先にチケットをゲットしに
行ってくれることに…。
そして翌日午前彼女からメールが…。「最終時間帯で30番でチケット,ゲット」,,,と。
それで昨夜7時半過ぎ,,,私達は特別な思いで再度映画館に足を運んだのだった。

 20時20分〜今回の限定上映の最終,,, ケニー・オルテガ監督による、マイケル・
ジャクソンの幻の公演リハーサルを収めたドキュメンタリー映画の始まり〜,,,
大きなスクリーンから流れて来るマイケルの澄んだ歌声と,映し出されるダンスに
魅了され、楽器とのタイミング 歌 テンポ 踊り等など,,,細部に渡る調整をスタッフ
の方達と穏やかに納得の行くまで話し合い、何度も何度もリハーサルを重ねて
いるマイケルの真摯な姿に心打たれたのでした。
そしてマイケル・ジャクソン独特のダンス・・・それは映画の中でたっぷりと見せて
もらえました。 50歳のマイケル,,,それを感じさせないあの動きとあのしなやかさ!
リハでもどれだけ体力を使ったものか…。映画の中で 「本気で歌わせないでよ,
まだウォームアップを徐々にしている段階なのだから…」 と彼が言ってた言葉,,,
余力を蓄えつつ、彼は本番に向けどれだけワクワクしながらリハをやっていたか,,,

 そして映画の中でマイケルは、環境破壊から地球を救おう,愛を伝えよう…との
メ―セージに、“Heal The World”と云う、とても心に沁みる曲も残していた。。。
マイケルは、何度も “ I Love You ” を口にしていたのだった,,, 
天才の陰に努力家 独創的 そしてフレンドリーに温厚さ、心優しいマイケルの素顔がこの映画の中で見い出され、そしてマイケルは世界の子供達には特別な愛情
を注ぎ、更に彼は全てに愛を捧げてた,最高のアーティスト,エンターティナだった。
“THIS IS IT”・・・何らかの形で,もう一度マイケルに会いたいと願っている〜・・・。


November .21(日)      ≪映画唐たし 出すわ≫       68
 
 私は今夜、友達と映画を見に行って来ました。
この映画は、行きつけの喫茶店がロケに使われたことを聞きつけ、これは是非
行かねば・・・と。「わたし 出すわ」は森田芳光脚本・監督で函館ロケによるもの。
俳優さんは主演の小雪さんの他、黒谷友香,小池栄子,小澤征悦,仲村トオル
井坂俊哉,山中崇さん等々・・・。

 小雪さん演ずる「麻耶」が、突然東京からふるさと函館に帰って来た。。。
彼女は、あることで突然手にしたお金を、高校時代の友達の“夢”や“希望”を
実現してもらおうと、大金を差し出すことから物語が展開されて行くのである。
これまで,それぞれの道を歩んで来ていた6人が、個別に会って目の前に大金を
差し出されたことから、各自の人生が大きく変化して行きつつあった・・・。
麻耶は、幸せを掴んで欲しい,,,と願い、それぞれに託したはずなのに・・・。

 その話をする場面の、知っている喫茶店は,階段の手すりとおしゃれな照明で
直ぐに解り、他に市電の車庫 学校時代回想の教室として函館西高 五稜郭
公園&函館空港の駐車場 根崎公園 函館八幡宮 そして函館ならではの
“夜景”に花火が上がってたロケーションがいちばん印象に残った。。。

 今自分の目の前に突然大金が転がり込んで来たとしたら,,,
きっとダメ人間になってしまうでしょうねぇ〜。 お金は努力して手に入れてこそ
価値があるもので、何かが欲しい,,,貯めて何かをしたい,,,ゆとりがないので我慢を
する,,,等などの抑える気持ちを持つことが、後にそれらを手に入れた時の喜びは
数倍にもなるのではないか?又それらを手に入れたい為に頑張れるのでは?,,,
ラストは,,,お金には変えられない大事なことを身近に感じさせてもらえ、そして
今の自分が置かれている立場に、妙に(?)納得させられた映画でもありました。


November .15(日)       ≪山の中の悼ケ楽会≫        67
 
 この土,日にかけ、1泊で「せたな」に行って来ました。
「せたな」までは車で2時間少し。毎年合宿をやらせてもらっているところです。
“山の中の音楽会”としては、昨年に続き2回目の開催となりました。。。
こちらでは地域的に生の音に触れる機会があまりない…とのことで、合宿の
時の様子を聴いて下さってる方が、もっと広くたくさんの方々にも是非聴いて
もらいたい,,,との思いが、この音楽会開催のキッカケとなったのです。

 このコンサートには、札幌からは平佐先生と,私とうちのメンバーの希望者が、
演奏に,駆けつけて来ているのです。
“山の中の音楽会”は、 酪農をお仕事にされている方々が夕方の仕事を終え
それから集まって来る為、開演時刻は地域独特の夜の8時からなのです。
昨夜は、雨上がりの足場の良くない中を,沢山の方が来て下さいました。
そこには子供さんを含めた家族連れの方々も多く、とても良い雰囲気の中で
コンサートがスタート,,,

 先ずは平佐先生のソロをたっぷりと・・・。先生はお話も親しみが湧くので
皆さんはどんどん先生の魅力に引きづり込まれて行きました。
1部の〆は、先生と私でカルリのDUOを演奏。 2部はうちのアンサンブルで
ジブリの「君をのせて」と「人生のメリーゴーランド」を。 これは子供さんたちも
知ってる曲と思うので、プログラムに入っていて良かったのでは?
次に歌とギターコーナーでは、皆さんで「星の世界」と「愛燦燦」を合唱した。
即興の割りには、とても立派なコーラスが出来あがった感じで楽しかった・・・。
そして、地元若者男性7人による「ゴスペル」。 彼らの歌はとても格好良くて、
いつも聴かせてもらうのを楽しみにしているのである!
 
 それから今回は,平佐先生のギターと「マンドラ」のDUOも華を添えて下さった。
マンドリンよりも1オクターブ低い,,,と云うマンドラの音色はとても耳に優しく、
サンサーンス白鳥のしっとりした曲も、ピアソラの華やかな曲もギターとピッタリ
息が合い、“山の中の音楽会”は時が経つのを忘れる程に、皆さんの拍手が
アンコールを求め、終演となったのは夜の10時を回っていたのだった。
「初めて聴いた生音に感動しました,,,」との,お礼を言って帰られる方々の声を耳
にし、自分達が出来ることで感動してもらえたことに、私達は逆に幸せを満タン
にさせてもらえたのでした。 楽器も音楽のジャンルも無数にあれど,,,
音を楽しむことが出来た“山の中の音楽会”,大成功でした!!


November .12(木)   ≪旭山動物園 ∞ 友との再会≫      66
 
 旭川から帰って来てはいましたが、今週末にひとつコンサートがあるもので
発表会後の安堵したつけがどっと降りかかり,今焦って練習に打ち込んでました。
旭川に出発したのは先週の月曜日,,,途中吹雪に遭いながらも何とかその夜の
12時ギリギリに辿り着けて、まるでシンデレラ,かぼちゃの馬車状態でした(?)・・・

 その翌日もまだ寒さが残っていて、その後の旭山動物園に行った時には結構
暖かくなって、冬の動物園オープンになったばかりのところを見学して来ました。
寒さに弱い動物は屋内に入れられ、逆に冬に向け変化するまっ白毛のキツネや
北極熊やアザラシ,ペンギン達は元気でした!
新装オープンとなった「エゾシカの森」のもぐもぐタイムも初めて見ることが出来
以前は目立たない場所に野生のようにたむろしていたエゾシカが、今では注目
されるような行動展示を生み出しいるのには感心したのだった。。。
それはそうと、旭山は動物が亡くなると,その様子を「喪中」で表しているのだが
今年はずいぶんとそれが多いような感じがした。
それは思いがけない事故や,年齢的なことであったりで、開園当時からいる動物
達は、それなりに老いて来てるのは仕方のないこと,,,と思うことしきり。
そんな動物達を目の当たりにすると、つい「がんばれ〜」と心の中でエールを
送るのである。 そんな中で,動物達を管理している飼育員,職員さん達は、
悲しいことに立ち向かいながらも、日々全力で頑張っているんだなぁ〜と,,,
旭山動物園はその細やかな愛情を感じ取れるところなのです〜。

 それから私は今回、かなり懐かしい旭川時代の友達に連絡を取ってみた。
その当時は携帯などない時代だったので、自分の番号とメルアドレスを書いた
葉書を送り様子を見てみた,,, するとメールが返って来た!それから電話が来て
会ったのが25年振り・・・。すると不思議なものでその時差はあっと言う間に埋まり
自分からモーションを起こして良かったなぁ〜,,,と。
60歳を超え,逆に相手から連絡をもらえたりで、10年,20年振りに懐かしい再会を
果たせたことの多かったこの1,2年,,, 60歳って,自分がもう一度会いたい人に
声掛けを試みてみる人生のラストチャンスだな!って思える,今日この頃なので
あります〜,,,そんなこんなの旭川滞在で、何よりも姉のところの,抱っこが大好きなトイプードルと,めいっぱい遊んで来てしまったのでした・・・。


November . 1(日)  ≪発表会本番灯汪ル山クレモナホール≫   65
 
 今日は安田ギター教室の第15回発表会本番の日。
せっかく函館山と云う会場を選んだのが、朝から天気予報通りの雨模様・・・。
奇跡は起きなかったかぁ〜と思いつつ、出かける用意をしていて、ふと山の
方を見ると、函館山を取り囲んでいる空が明るくなって来ているではないか?
何となくそう思いながら、始発10時のロープウエーに乗る為に車を走らせた。

 ロープウエーから見えた山の中腹はは、けっこう紅葉が進んでいた。
クレモナホールに入ると、正面大窓からはあの函館の景色が見えてホッと,,,
11時集合で皆さん続々と集まって来た。
先週リハを休んだ人のソロと、アンサンブルを中心に練習を進めた。。。
3時から本番,,,スタートは20名による、久石譲作曲のジブリの大合奏・・・。
次にアンサンブル発表、ソロ等など,,,,3部に分け休憩も入れて3時間半の発表会
となった。 皆さん今日の為に練習して来たのだから、力を発揮出来たのでは?
…と思います。あみだで決めた出演順と、各部の頭と終わりをアンサンブルで組
んだのはとても良いプログラムでした。
窓から見える景色は夕方5時頃から夜景に変わって来て、雨上がりもあって
一段と輝きを増し,ロケーションも発表会の内容も最高の記念発表会となりました。
今回はインフルエンザの心配がいちばんでしたが、今日は全員が揃うことが出来
ました。 それにくっきりの夜景・・・。安田教室に又奇跡が起こった感じで最高に
心に残る第15回目の記念発表会になることが出来て全てに感謝!です〜。

 発表会終了後、3階の「レガート」さんにて打ち上げ会♪
こちらも又夜景に沿ってテーブルが並べられ、料理も盛りだくさんで大満足〜!
宴もたけなわのところ、夜9時の最終ロープウエーに乗らなくてはならず御開き。
さぁ〜、皆さんは明日からのレッスン休みを練習休みにするか?それとも早速
次の曲の練習に入るか?それはどちらでもお好きなように,,,

私は明日から1週間、実家の旭川に行って来ます。今日旭川は雪が降ったとの
こと。 大丈夫!もうタイヤは取り替えてます〜・・・。
それでは気まま日記は又1週間後に,,, 紅葉は、まだ間に合うかしら???

 戻る