2009年5月
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May .31 (日) ≪映画 おくりびと≫ 22
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私は、今夜≪おくりびと≫を見て来ました。
アカデミー賞受賞直後は、すごい混みようで中々見ることが出来ない状態という中
落ち着くのを待っていたと言うより見逃してしまったかなぁ〜,,,と思っていたところ、
最近見に行ったと言う方から,今はそんなに混んでない,,,との情報を得、せっかくの
上映が終わってしまわないうちに,,,とチャンスを狙っていたので思い立ち今夜行っ
て来たのです。
函館は五稜郭に「シネマアイリス」というこじんまりとした映画館があって、そこで
まだ無名だったこの≪おくりびと≫が上映されていたということを後で知り、
上映終了した途端のアカデミー賞受賞・・・それはそれは天地がひっくり返る程の
騒然さだったと察します。。。
その後いつから再上映になったのかは定かではないが、話題になった映画ゆえ
観ておこうかナ?・・・くらいの気持ちで今夜映画館に足を運んだのでしたが、
その映画の導入は、TVで見ていた予告の何となくコミカルなところから始まり、
主人公が納棺師の道を進んで行くにあたっては、葛藤の中での様々な人生の
ドラマを垣間見させられながら、揺れ動いていた主人公と周りの心が解けて行き
それが死というテーマを超え、いつでも誰もが迎えるごく自然体のこととして受け
止めさせてくれる本当に心に残る映画であった。
主人公の納棺師の仕草の美しさ,チェロを通しての音楽での盛り上げ,背景の
日本的な美しさ,大切な身内を亡くしたことへの異なる家族愛のドラマ等など,,,
そして物語の中から染み込んで来る心を感じ、ラストで「死が人生の終焉ではなく
そこで一旦門をくぐることであり、そこの門をくくり抜けると又次の人生があることを
信じ、そこで「さよならではなく、又いつか会おうネ」,,,って一時のお別れを,,,
私も今年1月末に叔母を突然亡くしその家族葬に立ち会った時に、この納棺師
さんの仕事を目の当たりにしてました。この映画のことは知るすべもない時に、
私達家族はすでに納棺師さんの美しい仕草に感動していたことで、この映画の
こと,そしてアカデミー賞のことを知った時に、ささやかな便乗驚きでした,,,
地元函館の方々、まだ間に合います,,, 是非この≪おくりびと≫を見て来て下さい。
世界最高峰の賞を戴いた映画が手の届くところにあるのです。。。
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May .24 (日) ≪ 札幌レッスン&ピレネー犬≫ 21
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昨日,札幌レッスンに出て来ました。 マイコンサートが済み次の目標は8月の
公会堂コンサート二重奏の為の合わせに入りました。
こうしてみると年間行事が程良くあり、目の前の目標に向かいレッスンに通える
ことが、札幌へ通い甲斐のあることとなっているのです。
それにプラスして、札幌に出れるからこそたまにはコンサートや美術館の鑑賞など
も便乗出来るのも嬉しいことであります。
そしてもう一つの楽しみは、時折友達にも会えるチャンスも作れること。
昨日も友達に誘われ一泊させてもらって来ました。いつも会うメンバーは高校時代
から交流が続いて来ている女性4人で、昨夜一人の友達の所に集まり皆で夕飯を
御馳走になり、お喋りに華が咲き結局徹夜してしまったのです〜,,,
おんな3人寄れば姦しい,,,とは良く言ったもの(?) それぞれの環境、現在の状況等
(連れあいの退職,年金,子供達の年などが似通っていること) が共通しているの
でいくらでも話題があって,それぞれの話を耳にして為になることも。。。
それに今回お邪魔させて頂けるお宅にはめったにお目にかかれない“ピレネー犬”
がいて、そのワンちゃんに会えるのが、何よりの楽しみにして行ったのです〜!
が,,,前回抱きつかせてもらったその彼女(犬)も,もう14歳と言う高齢になっていて
お年のこともあり、少し落ちたと言いつつも50kgを少し切った体重は結構なもの。
ベランダから見える大きなハウスの中では横になって寝てることが多く、それでも
その後ろ姿を見られるだけでも本望と思っていた所に、今日帰りがけにハウスから
出てきたところを、奇跡的に又々抱きつかせてもらうことが出来たのです〜!
高齢でも散歩には行きたがるそうだけれど、その立派な体重を支えている彼女の
足にはかなりの負担がかかり「行きは良い良い帰りはこわい〜」で、行って帰るの
の体力配分が出来ないのが,,,と言って笑ってたが、大型犬は自分で動けない時に
は押しても引いてもビクともしないとのことで,ひたすら体力の回復を待つしか(?),,,
ピレネー犬は確か「フランダースの犬」? その大きな身体とまっ白なふさふさ毛と
老犬になってもその顔の愛くるしさ,性格の温厚さにはもうたまらんのです〜。
今日は大満足〜!こんな貴重な体験をさせてもらえて飼い主さんに感謝です〜,,,
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May .17 (日)
≪ 手作り♪パン ≫ 20
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今日は雨の中をギターの練習会があり、いつもの会場に出かけて来ました。 参加者はやはり少なかったけれど、何とかそれなりに満足の行く時間を過ごして 来ました。それに今日はゲストさんも来てソロを弾いてくれたので、それでは私達 も,,,,と思いつつ、弾き初め会後にレッスンに入ったばかりのソロをダメ元でも弾いて みることに。。。 すると何とか様になり、わずかの練習期間で人前で弾いてみようと した皆の勇気に感動したのでありました,,, 集まりはまばらでも、ギターが好きな人達と過せた時間は充実のひと時であった。
それに今日は、この前のコンサートをやらせて頂いた際、Happy
birthday
の時に 私の顔と還暦の60を形どって焼いてくれたパンの素朴な味が忘れられず、 集まりの後でモーリエに行こうとTELを入れたがお休みの日だったらしく、心残りで 帰って来たところ、手作りのパンを戴く幸運に恵まれ、そのタイミングの良さに クルミ,レーズンパンの味にも又格別な味わいが。。。
私も,子供が小さい頃,バターロールを手作りしたことがあるが、我流ゆえすぐに 硬くなって中々上手には作れませんでしたが、その当時はとにかく豆パンが大好 きで出来るだけ甘納豆がたくさん入ってて重いパンを買い求めていたものでした。 が,,,今は菓子パンなどそんなに甘いのは食べれなくなりましたねぇ〜,,, それでも朝はパン食で、食パンにとろけるチーズを乗せ、トースターではなくレンジ でチーン,と。やわやわあつあつを紅茶と戴くことを飽きずにず〜っと続けています。 それから最近のヒットパンは、生徒からキッカケをもらった“お米パン”。 これは もちもち感とほのかな甘みが何とも言えない幸福感をもたらせてくれるのです,,, ある所にちょっとお礼として持参したら、パンに久々の感動〜!と言われました。 どこかで見つけたら是非“お米パン”の賞味を。。。
今夜の外は強風の為、風音や物音がガタゴト聞こえていて何やら不気味な感じ です,,, ここ数日寒い日が続いていて新型インフルエンザのこともあり、先ずは季節 外れの風邪には気を付けねばなりませんネェ〜。 5月,,,桜の時期も終わったと言うのに北海道はまだストーブを離せないのです〜!
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May .10 (日) ≪ 連休 旭川行き ≫ 19
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私の連休の過ごし方,,,毎年恒例の旭川行きから昨夜戻って来ました。
ゴールデンウィークも終ってしまいましたねぇ〜。 私は4日に出発したのですが
その日は函館から大沼に抜ける区間の渋滞に遭い、果たして旭川には何時に
着けるのか,,,出だしから不安に駆られながらのスタートとなったのです。
これは札幌を避けなければ,,,と、コースを千歳経由にして,ひたすら走ったのです。
このコースは以前に走っていながらも、案内板を見ながら行きは何とか岩見沢に
抜けれるのに帰りはいつも逆ルートに乗れず迷っているので、曲がる箇所々で
逆バージョンをメモりながらの走行となったのです。
美笛峠を越えると支笏湖、そして千歳の駅に行きあたると長沼方向に進路を取り
三川の次,由仁町から国道に差し掛かる所で車を止めてメモをしてたら、
犬の散歩に出かけようとしていた年配のおじさんが、私が道に迷ったのかと思った
らしく声をかけて来たのです。
すると,散歩モードになってたワンちゃんを家に置きに行き(ごめんネ) 地図を持って
来てくれて帰りはどのコースが近いか詳しく説明をしてくれたのでした。
おまけにその地図まで渡してくれてその親切さに感動し、私は旭川用のお土産を
受け取ってもらい、見ず知らずの方に「道中気を付けて,,,」と見送られ、この上ない
有難い温かさに後押しされ、夜道を黙々と旭川へと車を走らせたのでした。
その日は渋滞と休憩とを含め12時間程かかって、夜10時過ぎに旭川に到着。
翌日は用事で姉と一緒に稚内まで走り,一泊で旭川に戻り、2日程過して函館に
帰って来る、と言ういつもの慌ただしいスケジュール。。。
帰りは逆バージョンのメモを見ながら、やっと行ったコースで帰って来ることが出来
たのです。今までどうしても曲りきれなかった不安な箇所が、行く時におじさんと
接したことでその場所は強烈にインプットされ、戴いた地図を見ることもなく
そこは
もうバッチグ〜! あの時の一期一会は何だったのでしょう〜,もしかして狐???
帰りは渋滞にも遭わず 道にも迷わず 更にいつもより眠気も来ず、
母と姉の手作りのお弁当を食べながらゆえコンビニに寄ることもなくお金も使わず,
スイスイ〜っと走って来れて最短時間で家に到着。 行く時の元を取った(?)
それにしてもこの時期ならではの様々な場所での桜見物。ピンクが心地良かった,,,
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May .3 (日) ≪ 還暦コンサート♪終了 ≫ 18 |
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昨日,私の還暦記念コンサートを無事に終えることが出来ました。
気になっていたお天気は青空にはならなくとも暖かな一日となってくれて、お昼頃
ちょっと用事で出かけたら、近くの五稜郭公園の桜が満開で絶好のお花見日和。
そのような日に、お店の定員にピッタリの40名の方々が私のコンサートに足を運ん
で下さりとても嬉しかったです〜。
開演時間はサンセットを意識しての午後3時スタート,,, この度はお茶を付けての
コンサートで、自分の部屋でもコーヒーの香りのする中で練習をして来てたのと、
皆さんの温かいまなざしと,窓から視界に入って来る包み込むような海の風景が
何となくリラックスさせてくれて、マイコンサートに導入して行けたのであった。
今回は還暦コンサートということで、ギターの道40年を振り返ってのプログラムを
組み、その中味はかなりバラエティに富んだものであった(?)のではないかと思う。
私の愛奏曲の他、つくば博の時のタイムカプセルレターを私のBGMと共に読み
上げ、ポピュラー曲ではギターが好きになった原点の「おはなはん」のソロと歌を。
「愛の讃歌」では私の演奏後、エデイlットピアフ本人のシャンソンを聴いてもらい、
愛シリーズ「愛燦燦」では、恥ずかしながら初期の頃の夢であった「弾き語り」を。
ひとりで両方やるのは難しく、その直ぐ後に歌のリーダーさんに出てきてもらい
会場の皆さんで合唱を。。。 ♪人生〜て〜〜嬉しい,不思議なものですねぇ〜,,,♪
1,2部の最後はしっかりとした曲で〆、皆さんには途中色々と私のやりたかった
ことに一緒に付き合ってもらい、余力があれば,,,の所では私の「さくら変奏曲」に、
ギターの名曲「愛のロマンス」と「アルハンブラの思い出」を夕日をバックに演奏。
ラストには思いがけない“Happy Birthday”のサプライズも用意され、二重三重の
お祝いと感激の中にも、休憩を含む2時間にも及んだコンサートが終了〜。
コンサート後の皆さんの笑顔が,私への心温まる贈り物,思い出として残してくれた,,,
心地よくコンサートをやらせてもらえ、今までになく身体への負担がなかったことが
楽しくコンサートをさせてもらえたことを物語り、自分にとっては何よりであった。。。
そんなこんなの後ホッとする間もなく、私のこのゴールデンウィーク予定は明日か
ら恒例の実家行きで,昨日の余韻に浸りながら旭川に向け車を走らせて来ます〜,,,
気まま日記はいつものペースと変わりませんが、1週間ほど留守になります〜♪ |
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