気ままに日記

2008年10月

October .26(日)      ≪札幌法事&黄金文明展≫       62
 
 私はこの週末,マイギターレッスンと母方の法事を兼ね札幌に行って来ました。
そこで,これも来札の折に,,,と道立近代美術館で催されている「黄金文明展」にも
足を運んだのです。 〜ブルガリアに眠る古代トラキアの秘宝〜
今まで未知の世界であったトラキア文明が、2004年にブルガリア共和国中央部
“バラの谷”にて黄金のマスクが発見されたことから一躍脚光が。。。
過去に最も有名なエジプトの「ツタンカーメンの黄金のマスク」が発見されたのは
1922年,,,それから数十年ぶりの発見直後,更に翌2005年には「黄金の花冠」が
発見されそれはそれは繊細さと煌びやかさが融合し暫しうっとり〜,,,見とれて
しまったのである。
文明発祥の地と言われるエジプト文明よりもはるか昔に、この
世界最古の黄金文明が存在していた,,,とのこと。

 ブルガリアと言うと今ではふと思いつくのがこちら出身のお相撲さんとヨーグルト。
でも、私はもっともっと以前からこの地に興味を抱く機会を得ていたのだった。。。
ある時TVを見ていてふと映っていたこの地に興味が湧き、ブルガリアはとても住み
易く、物価も安いし医療もきちんとしているので是非ブルガリアにいらして,,,と、
その画面に日本から移住した方が出ていて
フレンドリィに呼びかけていたのです。
その時からいつか観光には行ってみたいなぁ〜,,,と密かに思っていた地が、今や
黄金文明で有名になろうとは ? ? ? 眩い金,銀,青銅の展示品を目の当たりにし
暫し煌びやかなゴージャス気分を味合わせてもらえたひと時でした。。。。

 さて法事の方は、私の母の妹の7回忌で従姉妹達と会うのもかなり久しぶり。
おばさんには4人の娘さんがいて、それぞれの連れ合いプラス7人の孫に12人の
ひ孫ちゃん達が今回勢揃い,,,それはそれは賑やかでおばさんがもっと長生きして
いたらきっと嬉しい幸せプラス他の面では(?)まごまごしていたろうに,,,
私の大好きだったおばさんは、きっと天国から喜んで眺めてくれてたことでしょう。
法事とは、故人を偲びながらも普段中々会えない一同が顔を合わせる機会を作っ
てくれているものではないか?,,,と。
実を言うと、今日は来週に控えた発表会のリハーサルの日であった。
そんな時のこの札幌行きはかなり躊躇しつつ,このような時に穴を空けるのは私の
ギター指導が始まって以来初のことであった。が,,,みんなで協力し合いリハーサル
をやってくれると信頼し、1チャンスの法事の方に行かせてもらったのでした。
発表会まであと1週間,,,出来る限りのことをしなくちゃ!同時に自分の練習も〜。


October .21(火)    ≪伊東先生&パティオさん…後編≫      61
 
 コンサート本番…朝のうちは曇ってたがお天気は徐々に回復の兆し。。。
本番は午後の3時開演なので、12時に会場集合と言うことで少しゆっくり出来た。
私は準備の為先に会場入りしていたら、皆さん昼食を持参してやって来た。
それが、函館名物を,,,と函館駅まで足を運び調達してきた≪イカわっぱ弁当≫
私もおすそ分けを戴いたのだが、丸ごと入ってるイカがとても柔らかく、地元にいな
がら中々食べるチャンスのない駅弁の美味しさに改めて気付かされたのであった。

 それに皆さんはここに来る前に函館山にも登って来たとか?。。。
普段はマイカーでの函館山への乗り入れは時間規制があるのだが、今は点検中
の為ロープウェイがストップしていたのが幸いし登れたらしい,,,何と行動的〜!
これから本番と言うのにこのゆとり,,,その遊び心を持ち備えた感性は素晴らしい〜。
今回の会場となった≪函館聖ヨハネ教会≫は、ギターの音が心地良くマッチし
弾かせてもらう側からしても、最高に贅沢な空間であった。。。
開演にさしあたり、司祭さまからお言葉を戴いての導入からコンサートの開始。
親しみのある曲が次々と演奏され、私が加わわらせて頂いたチャイコフスキーの
花のワルツ,オペラ座の怪人,山寺の和尚さん等など,,,久しぶりに自分が入っての
アンサンブルは(最近は指揮なので)とても楽しく弾かせてもらえたのである。

さて、私達はヨハネコンサート終了後、夜7時開演のオンパクコンサート出演の為
湯の川に移動。オンパク≪温泊≫とは湯の川温泉業界のイベントの一環で、
期間中あちこちのホテルでいろいろな催しをやっている中での出演依頼となったの
である。私達の会場は≪啄木亭≫ 
そのオンパクは今日が初日なのと、午後はうちが主催コンサートをやったので
夜の部の客足は伸びず、少し寂しいオープニングとなったのだが、伊東先生の
話術と先生アレンジの親しみのある曲が序々に聴衆の気を引きつけ、最後は盛り
上がりの中でアンコール曲を弾き終えても拍手は鳴り止まなかった,,,
その様子を見ていて、コンサートは人数じゃないなぁ〜,,,中身の濃さだなぁ〜,,,と。

 私達は充実いっぱいの爽やかな気分で会場を後にし、今夜こそ打ち上げ本番!
又昨夜のお店に入ろうか迷い乍らも、野心を起こしすぐ近くの別なお店に入って
みたのだが、そこも当たり〜!良かった〜,,,又々美味しく食べることが出来て。。。
2日間,忙しさの中にもそれ以上の楽しさが!ギターも思いっきり弾けて大満足〜。
伊東先生、パティオの宮本さんに杉田さんご夫妻、内田さん、ジュニアコンクール
優勝,高校2年生の筒井紅(こう)君、心地よい楽しさを有難う〜,又会えるといいネ!


October .20(月)    ≪伊東先生&パティオさん…前編≫       60
 
 先週金曜日,東京から伊東福雄先生とパテイオさん達6名が来函され、2日間に
渡り3箇所でのコンサートが行われました。
この度は私も数曲アンサンブルに入れてもらえることになり、皆さんをお迎えする
先週はテープを相手に孤独の(?)深夜練習に明け暮れていたのでした。

 先生達は17日の金曜日朝一の飛行機で函館に到着した後、そのまま空港近く
の会場にて朝練開始,,,私もその時間に合わせて合流させてもらいやっと生練を(?)
その日の午後は、老人施設「ケンゆのかわ」にてお誕生会コンサートを。。。
私は地元に居ながらも、こちらには初めてお邪魔させて頂き,その建物の規模の
大きさには目を見張るものがありました。
入所者の皆さんは興味を持ってギターの音楽に耳を傾けて下さり、先生の司会
進行によりアットホームなコンサートになったのでした。
途中童謡などを一緒に歌い、〆は誰もが元気の出るソーラン節で手拍子を,,,

 お誕生会コンサート終了後、明日夜のコンサート会場下見と打ち合わせに。
その後は安田ギター教室に場所を移し明日の為の練習を,,,
この度の3回コンサートはプログラムを微妙に変えているので、皆さんは曲順を
念入りにチェック。その中身は,ソロ,デュオ,トリオ,カルテットに,五重奏は何と言う(?)
等々,,,とにかく演奏スタイルが幅広く合わせをする曲がた〜くさん〜,,,

 それらのスケジュールが終了後、ホテルにチェックインして,やっとディナーへと。
函館と言えばやはり海産物。ホテルの係りの方からお薦めを聞いて行ったお店が
中々の大当たりで、函館ならではのお魚の新鮮さ旨さに大満足でした。。。
まだメインの本番が終わってないと言うのに、まるでコンサート後の打ち上げの
ように盛り上がりながらの第一日目が終了。。。
今朝は早朝に空港へ行かれたはずで、皆さん長〜い一日,お疲れさまでした〜!


October .10(金)        バナナダイエット         59
 
 バナナダイエットがブームの昨今、TVの影響には目を見張るものがある。
私もず〜っとダイエット願望は持っていて、けっこういろいろなことに飛びついて
来たものの,今回のバナナダイエットにだけは中々気持ちが入って行けずにいたの
です。それはどうしてなのか?,,,と自問自答しながら時を過ごしていたら、
2〜3日前、ふとその何故か?に自分なりの答えが出て来たのである。

 バナナって私の子供の頃にはとても高嶺の花で、それが食べられるのはお祭や
病気の時とか特別な時にだけ口に入るものであった。。。。
それが今ではバナナは手頃な値段で一年中いつでも手に入る庶民的なものとなり
栄養面なども優れていて、バナナを食べることは良いことだとは思うものの、この
ブームは何ぞや〜?,,,と、疑問を抱いていたところに今朝の新聞。。。
「ダイエットでのバナナ品薄迷惑」の投稿で、その方が、施設に入っている母親に
会いに行く時はバナナを持参するのですが、そのお母さんの食事は全てミキサー
食なのだが、好物のバナナだけは自分で口に運んで美味しそうに食べてくれるの
だそうで、その唯一好物のバナナが今や中々手に入らないのだそうです。。。
更に子供の離乳食や病気の人達の栄養補給にバナナは欠かせないものなので、
バナナを必要としている人達の為に返してあげて欲しいのです,,,との投稿を目にし
私が疑問に抱いていた答えがここにも見出だせたのであった。。。

 以前、私も一つのものに夢中にさせられた経緯があるのですが、お昼のTVの
影響による納豆。 納豆は昔から身体に良いというのは誰もが解っていたことなの
だが、その食べ方に更に栄養価地を見出せ、身体に良いものなら,,,と2〜3ヶ月間
朝晩納豆を食べ続けているうちに自然とほとぼりが冷め、その後は全く食べたいと
思わなくなってしまい、今ではスーパーに行っても納豆コーナーの前は素通り(?)
なので、人は一生のうちの睡眠時間等が決まっている等と言われているように
口に入れる物の量も決まっていて一気食いしてしまうと、私の納豆問題のように
なってしまうのです〜。。。
若い頃、顔にニキビが出てもチョコレートが辞められなかったり、そしてもう一点
子育て中に私を夢中にさせたのは豆パン。出来る限り甘納豆がたくさん入った
重〜い豆パンを選んで買って食べたことが蘇る〜,,,今となってはそれも一生分
食べてしまったのかも? でも,,,納豆は身体に良いので又食べ始めようと思う,,,
何にしても一気は良くないですよ一気は,,,美味しいもの身体に良い物は気長にネ!


October . 5(日)      札幌ギターフェスティバル        58
 
 私達は今日、北海道ギターフェスティバル参加の為札幌に行って来ました。
今回の参加者は計12名で、半々づつJR組と半々づつレンタカー組にて札幌へ。
今回の会場は「ちえりあ生涯学習センター」で、札幌市内を越えたところの西側に
なる為、私達レンタカー組は早朝4時45分に函館を出発。
途中まもなく夜が明け出し、海沿いを走りながら目にした色の濃い朝日がとても
印象的であった。コンビニで食事をゲットしたりワイワイとお喋をしながら車を走ら
せていると、所要4時間でアッという間に札幌に着いたのだった。
到着次第私達は「遊びの森」と言う控え室に入りホッとし、直ぐに練習合わせを。

 そしてその後数十分遅れでJR組が合流し、慌しかったが何とかリハーサルに
間に合いやれやれと落ち着いたら、もうお昼近くになっていた。
私達の出番は1部の最後なので、お昼を済ませた後もう一度だけ合わせをし、
その後は会場に入って1部グループの演奏を少し聴かせてもらうことに。。。
さていよいよ本番,,,今回の演奏曲「SAKURAとA i r」は,今年ず〜っと練習を
して来た曲なので皆はとても落ち着いて演奏出来、それはアッと言う間10分間
の充実のひと時であった。

 さて私達の演奏が終わった所で休憩。次の第2部は客席でゆっくり聴かせて
もらえることに。。。 私達が早起きして遠路はるばる出かけて行くのは、この聴く
側の楽しみの為でもあるのです。ここまで札幌フェスティバルに,もう10年以上も
参加していると他団体さんとの顔馴染みも出来、リハ本番で廊下をすれ違う際に
軽い挨拶を交わし「来年も又会いましょう,,,」などと、まるで七夕の彦星織姫
ような束の間の再会なのである。

 演奏終了後、私達は今日の感動,感想などをお喋りしながらディナーを戴き
帰路に着くのである。 そして帰り道今度は色の濃い幻想的な三日月を目にし
時折車の窓から満点の星なども眺め、とても良い気分で一日を締めくくれたので
した。今回の参加者の半分はフェスティバル初参加であったが、地元を離れた所
で皆で協力し合い演奏をしたことで又違った絆が生まれたように感じたのだが,,,
新しい一歩を踏み出しで今日一日ギター漬けになれたことへの充実感に感謝〜!

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