気ままに日記

2008年8月

August.31(日) ≪旅♪その10最終話 (8/17)苫小牧,室蘭,洞爺≫ 53
 さて、ここまで来たらもう開き直って家に帰り着くのは焦らずに何時でもいいや〜
,,,と。 4時半頃苫小牧に着いて先ずは給油。ここで@172円、少し下がったかナ?
苫小牧に入り分かれ道の標識で又危ういところだったが、失敗の経験を活かし
少し進んでから元の場所に戻り再確認を。 苫小牧市内を抜けるまでにはやや
暫くかかり、そこから室蘭までは68km。その頃はもう夕方になって来てたので
見る所も寄る所もなくなり、やっと帰宅モードに(?)

それから黙々と走ると、室蘭に差し掛かった頃にはちょうど日が暮れるところで
チラッと見るつもりの地球岬で6時半,,,ピッタシ“サンセット”に出会えたのです。
何と言うラッキーさ!! 山の向こうに沈む夕日をしっかりと見届け次は“白鳥大橋”
案内板に従って車を走らせると白鳥大橋に辿り着いた。暗くなって来てたので照明
が点いてとてもきれい!さぁ〜渡ろう,,,これも幸いだったのが、前後に車がいなくて
橋の上で少し車を止めて写真を撮ることも出来た。日中だとこれは多分不可能?
その美しい白鳥大橋を通り抜けると後は函館までの一本道。ラっキー続きの私は
後は無事に帰ることだけ。。。伊達に着いた時にはすでに8時を回り、それでも
道の駅周辺はライトアップされいて招かれるように入って行くと、伊達は時代村で
名が知れていてその“道の駅”もお城のような雰囲気であった。
それにしても、もう観覧時刻が終わっているにも関わらず駐車場の混みようは,,,
辺りを見ると,その近くにびっくりドンキーがあってその車でいっぱいだったのだ。

 更にそこから30分程走ると洞爺に差し掛かり、その駅前周辺の賑わいに気を
惹かれ車を止めて駅の写真を撮りがてら近くに行ってみると,夏祭りの最中だった。
そこには浴衣姿の若い娘さん達がたくさんいて賑わい、これもちょっとだけ,,,と露店
を覗き見し丁度お腹も空いて来てて、広島風お好み焼きにトロピカルマンゴージュ
ースを買い,この旅最後の晩餐を(?) 思いがけずの美味しさに出会えたのだった。
さすがに寄り道はこれで終わりだろう〜(?),,,と思いながら進むと、いつもの豊浦の
交差点に合流。その記念に,,,と標識を写真に収めた直後、デジカメのバッテリー
充電切れ。ここから先はいつでも通る道なのでここで写真が終わっても後で繋ぐ
ことが出来、もっと手前で切れてたら又のチャンスは難かしくこれもラッキー!と。
その後はいつもの慣れ過ぎている道ゆえに尚更慎重に眠気が来ると直ぐに車を
止めて休みながら走り、家に着いたのは12時の10分前でぎりぎりその日のうちに
無事に帰れました。私の北海道縁取り一周,6泊7日の旅,総走行距離2,500km,,,,
周囲には気をもませながらも,私の長年の夢を実現して来れたこと、回りのご理解
と協力のお陰,,,と、心より感謝しています。。。
そして私の長々日記に最後までお付き合い下さり本当に有難うございました♪完


August.31(日)  ≪旅♪その9 (8/17) 浦河, 襟裳岬,新冠≫   52
 今回の旅にかける期間は1週間を目標にしていたので、今日は夜中までかけて
でも何とか家に辿り着かなければ。。。 東洋ホテルの朝食は上の階のレストランに
出向いたのだが、そこから太平洋を一望出来るロケーションが素晴らしく、一日の
始まりがとても心地良く、旅の〆が良い所に当たったなぁ〜,,,と自己満足〜。。。
広尾と言うとサンタランドで知られている街。
そのサンタランド周辺は時間に制限なく見れる,,,とのことで寄ってみることに。
そこに近づくと、街頭から可愛い雰囲気を醸し出し,どんどん引き込まれて行った。
そこにはサンタさんのお家もあり,まるでメルヘンの世界。サンタショップのオープン
にはまだ時間前だったが、玄関の戸が開いたのでこっそりもぐりこんで見た。
可愛い〜,,,これはXmas時期には最高だろうなぁ〜と思いながら、早々に外に出た。

 さて次の目的地はえりも岬。歌では何もない,,,と歌われているのでそうなのかナ?
と行ってみると「襟裳岬風の館」等の立派な建物がど〜んと目に入って来て、そこ
では風の体験も出来るとのことだが,自然の風でも十分に寒いのに(?)それはパス,,,
パッと見,肝心の岬の方向が解らなくて売店に入って聞いたりで,結構賑わっていた。
それから又ひた走り,浦河に差し掛かった時,その街並みの美しさに目を見張った。
ちょっと外国にいる錯覚を覚える程、今まで見た街の光景とは違ったのであった。
時間が気になりつつも後ろ髪を引かれる思いでそこを通過し,次は三ツ石の道の駅。
この辺りでお昼時。三ツ石の羊羹は有名なのだが何せ羊羹は重い!,,,車だから
良いようなものだけど、手にしてみて高いこともありやはり買うのは躊躇した。
そこで良い香りがして来たのは,いも団子。私はカボチャ団子いも団子混ぜご飯を
目の前にしたらたまらなく(?)大体はそこで手を出してしまうのである。
軽いおやつを戴き、更に走ると次は新冠。ここでふと目に入って来たのが、以前に
TVで目にしていたレコード館がそこにあったので中に入ってみた。
そこには昔のLPレコード,蓄音機等もたくさんあり、ビクターのワンちゃんもいた,,,
私はここでステキは飾り物とピアスを見つけ、思いがけない買い物をしたのだった。
今日中に帰らなくちゃならないのに,つい寄り道をしてしまった。。。

それから少しマジメに走っていると外の風景は牛からすっかり馬に変わり、気になる
物が目に入って来た。それは赤い文字で書かれた「パカパカファーム」の看板。
それが何度も出てくるもので気になるくらいなら行っちゃへ〜,とUターンし,もしかして
何か食べれる所かも知れない?と国道から3kmは大したことないので入ってみた。
が,,,思ってたよりも結構丘の上に登りつつ,看板に導かれるように奥に進んで行くと
そこには看板と同じ目立つ赤の馬舎のみが(?),,,何も食べれるところではなかった。
だが,,,そこで目にした青い空,緑の牧場,赤い建物のコントラストは心に残る最高の
風景で、そこへの行き帰り,人車には一切行き会わなかったことから、まるで狐に
バカされたような不思議な気分でもあったが、このステキは風景は狐さんからプレゼ
ントされたようでもあり悪い気はしなかったが、又余計な寄り道をしてしまった(?),,,


August.30(土)      ≪旅♪その8 (8/16) 豊頃,広尾≫     51
 私のお楽しみである日高吾郎のラジオ番組は、毎週土曜日朝8時から夕方5時
までの丸一日ライブで、それに聞き入って走っていたせいか、どこかでルートを
間違え内陸に入り込んでしまっていた。。。
その間違いに気が付いたのは、豊頃町のカントリーサインに木のマークが見えて
来た辺りだった。ふと,私の一周ルートに豊頃ってなかったよなぁ〜?,,,て。
その時も海が見えなくておかしいなぁ〜とは感じて走りながらも、そのうちに見えて
来るだろう〜?、とか思い込んでしまった私は,本当に気付くのが遅くて鈍感〜!
でもせっかくなので,うちの生徒がわざわざ見に来たと聞いていた「この木何の木〜」
の豊頃の≪ハルニレの木≫を是非見てみようと,その場所を探して行ってみた。
時すでにもう夕方になっていて人影もまばらで,道路からハルニレの木の所まで続く
くねった自然の道は絵に描いたようで、広野にそびえ立つ2本のハルニレの木は美
しい夕日に映えていて、そこで一日の終わり感じながらその場を後にしたのだった。
 
 それからの私は、どこでルートを間違えたのだろうか?,,,と気になり、このままでは
せっかくの一周の旅に???を残してしまいそうで時間を気にしつつも、来た道を戻って
みることに。すると30km程も戻った浦幌の街で間違いの元を見つけたのだった。
そこには帯広方向右,,,と、まっすぐ方向広尾,,,との分かれ道があり、私は釧路で見
た道路標識のまま暫くは帯広方向を目指して走って良いと思い
込んでしまったのが
間違いの始まりであった。そこで海側に進まなければならなかったのに,,,
でも間違ったからこそ,気が付くのが遅かったからこそ、ハルニレの木が見れたので
これは自分にとってはラッキーだった,,,と。 そこで夕日が沈むのを見届け、今夜は
浦幌で泊まろうか?と宿探しでうろついてみたのだが、何となく気持ちが引き寄せら
れないのと、明日一日かけて函館に戻ることを考え,もう少し先に進んでみることに,,,

 車を走らせていると少し街らしさを感ずる広尾に辿り着いたのがもう夜の7時半を
回っていた。国道沿いを行ったり来たりしながら探して見たのだが,宿らしき建物が
中々見つからない,,, そこで夕食の確保もありコンビニに飛び込み宿を聞いてみると
私がウロウロしていた国道突き当たりを右側ではなく、左側に折れて行くと繁華街
が見えて来る,,,とのこと。そこで紹介してもらえたのが「広尾・東陽ホテル」。
その頃にはもう8時を過ぎていたが、受付で宿泊OK!をもらえ安堵したのだった。
しかもこの旅最後の宿はホテルがいい,,,と思ってたし、お風呂もそれなりに大きな
浴槽に浸からせてもらい、くつろいだ後は先程コンビニで買って来たパンと飲み物
のみのディナー。 だが,,,私のささやかな望みとしては、寝る所と如いて言えば汗を
流させてさえもらえればそれだけで十二分に満たされた今回の旅だったなぁ〜,,,と。
せっかくのホテルなので、少しギターにも触りオリンピックのTVも見ながら、最後の
夜を惜しみつつ床に就いたのであった。私の旅も残すところあと一日。。。


August.28(木)     ≪旅♪その7 (8/16) 厚岸,釧路≫      50
 昨夜、いつもより早く床に就いたので今朝は6時半に目覚め、窓から外を見ると
雲ひとつない晴天。今日も最良のドライブ日和だ,,, 朝食を済ませると直ぐに宿を出
北海道の最東端≪納沙布岬≫へと向かった。納沙布岬へは市内から20km.先で
そこで目を惹かれたのは,北方領土を4つのブロックに繋ぎ架け橋としたアーチ形の
モニュメントで、その中央には祈りの灯が掲げられていて、お天気も良く国後島等も
見え、その場に来てみて改めて北方領土返還を望む身近な思いが伝わってきた,,,

 そこから又市内に戻り、根室を抜けた辺りの道路の両側に牛の放牧を見つけ、
写真に収めようと車から降り道路際まで行くと、、牛軍団がモウモウ〜と声を上げて
次々と寄って来るではないか?それは今までで味わったことのない強烈な歓迎???
そして何頭もの牛にじ〜っと見つめられているうちに「もしかして私は何か赤い物を
着てた?」と自分を見てみると大丈夫,今日はピンク系。でもちょっと紛らわしいか?
私は、はたと我に返り「こんな所で牛に襲われてニュースになったら恥ずかしい(?)」
と車に戻った。すると牛軍団は見る間に草を食べに散らばって行ったのである。
根室の牛はフレンドリィだったのか?物珍しさだったのか?強烈な印象が残った,,,

 その後、道路標識で目にした浜中町近くの≪霧多布岬≫,厚岸近くの≪愛冠岬≫
にも足を伸ばしてみた。この二つの岬は、歌のタイトルにでもって知っていたのだが
愛冠岬は松原のぶえの若かりし頃の歌でとてもとても良い曲なのです。
それが今回偶然にも案内板で目に入り探して行ってみた。 駐車場から先550mは
ず〜っと歩きで進んで行くとその先にはウエディングで鳴らす鐘の真っ白な塔が見
えて来てその風景は青い空青い海に映え、更に岬の湾が水平線を映し出し,その名
の通りロマンチックで心に残る愛冠岬の光景であった。これは是非恋人同士で(?),,,

 さて,厚岸を訪れたからには生牡蠣を食べなくちゃ,,,厚岸の道の駅を目指して行くと
その「コンキリエ」の2階には炉端風の炭火で海鮮物を焼いて戴ける所があった。
私は生ガキのみを注文。6個で1,000円は安い〜!混雑していたもののここからの
海の眺めもステキでもう一度ゆっくり来たい所と思いつつ慌しくそこを後にした。。。
いろいろ寄り道し時間の予測がつかない状況下のまま、取り急ぎ釧路に向かった。
釧路に到着すると先ずは給油。今ではセルフ給油は任せて!,,,までは良かったの
だが、釧路市内に入るなり表示が帯広とだけしか出て来ず、私は内陸の帯広には
行かないよなぁ〜,と思いつつ市内をウロウロ走行,,,それで閃いたのは困った時には
駅を目指す,,,そこでやっと白糠,帯広の標識を見つけ目的ルートに乗ることが出来た.
そして私の長距離ドライブは殆んどラジオがお供なのだが今日は土曜日、楽しみに
していた日高伍郎トークショウがほぼ一日中流れる日で、本日のゲストは吉幾三。
そのトークの楽しさは抜群で、その番組の中で一番弟子で名前からしてユニークな
北見熊之助の「ほほほの北海道」と言う歌も流れ、師匠そっくりの歌い方で是非共
お顔を拝見したいと思ったり,一人でも結構楽しみながら車を走らせていたのだった。


August.27(水)     ≪旅♪その6 (8/15) 別海,根室≫    49
 羅臼の道の駅でラッキーな買い物をした。。。
それは木彫り風の「ギターを持ったふくろう」で、見た瞬間気に入ったのだが、
値段を見るとちょっと高目で旅の途中ゆえどうしょう〜,,,
いろいろ見て回って少し考える時間を持ったのだが、やはり心そこにあらずで、
ふくろうさんの所に戻りもう一度値段を見ると、おやっ?ちょっと違うかも???
レジに持って行き確認をしてみると、何と私が思ってたのの四分の一の価格だった
ので超ラッキー!それでウニ丼が食べれた次第なのです,,,
それから羅臼のスタンドでは、教えてもらいながら初のセルフ給油を。ガソリン高騰
故少しでも節約節約,,,一人旅は誰も頼れないので我を成長させてくれる、なんて〜。

 さて出発してまもなく、美味しいものを食べた後はお腹が膨れ睡魔が,,,車の旅は
眠気が要注意なので車を止め数十分の休憩を。少し眠ってスッキリしてさぁ出発,,,
ん?だが何か変!今まで左手に見えていた海が右手に見えるではないか???
そう思いながらも,私は違う,,,と確信が持てるまでが鈍く(?)そのまま走り続けていると
羅臼を後にして来た筈なのに又羅臼知床峠の標識が,,,あぁ〜,休んだ後に方向を
間違え逆走してしまったのだ,,,せっかくセルフ給油でガソリン代を節約したのに〜!

まぁ〜過ぎた事を悔やんでも仕方がない。気を取り直し根室に向かって走り出した。
今夜は根室泊に決めたことで、逆走した割には(?) 少し時間にゆとりがあったので
夕方4時過ぎ、国道から15キロ入った所で人の数より牛の方が多い,,,と言われて
いる別海に向かった。 いたいた〜,道路の両側にたくさ〜んの牛が。。。
その牛軍団の中には、物珍し気にじぃ〜っとこちらを見るカメラ目線の牛がいて、
超可愛い写真が撮れたのである。娘の一言で別海にまで足をのばせれてラッキー.

時間的に丁度良いくらいに根室に近づくと、道路脇に何度も出て来る民宿の看板に
目を取られ、昨日の宿の危さを教訓に今夜の宿を予約したのである。携帯は本当に
優れもの.今夜もやはり夕食は付かず根室駅近くでクロレラ入りそばを食べて宿へ。
こちらの民宿のお風呂は普通より大きくとてもきれいで、その上どこの民宿も中から
カギをかけれて一人で入れるのが有難い。スッキリした後は、オリンピックのTVを
つけながら持ってきた楽譜の指付けを。すると私のギターの音にイエローカード!
静かに音を出してたつもりだったが民宿って壁一枚だもんネ♪直ぐに就寝,又明日。


August.26(火)     ≪旅♪その5 (8/15) 知床,羅臼≫      48
 旅4日目は知床観光からのスタート。だが,,,先ずどこにどうやって行けば良いのか
右も左も解らず、朝食がひと段落着いた頃を見計らって民宿の方に訪ねて見た。
その民宿「船長の家」は親子でやっているようで、お客さんの接待は息子さんがして
いて、昨夜私がギターを持って入ったことと函館から,,,と言うことに、彼は2度程函館
を訪れたことがあって興味を持って接してくれていた。更に知床観光のことはとても
親切にアドバイスしてくれて、戴いた案内パンフレットを頼りに知床に向かった,,,

 先ずは知床五湖へ。本日は一湖二湖は観光可能だが,三湖〜五湖は熊出没注意
が出てて入れません,,,との看板上での警告。 う〜ん、世界遺産に熊か〜???
それと知床の先端辺りの「カムワッカの滝」に行くにも以前はマイカーで入れたのが
世界遺産になってからは無公害のシャトルバスでしか行けなくなり、それも時間が
かかることで断念し,世界遺産知床に触れたのは徒歩での一湖二湖のみであった。
そこでは人馴れしたキツネを見かけ、国道に戻る道路沿いでは野生の鹿を見かけ、
民宿のお兄さんに「車が凹んでしまうのくれぐれも鹿にぶつからないように,,,」との
アドバイスももらっていたことを裏付けるかのようにたくさんの鹿がいた。。。

 ここで2時間程費やした後,知床を後にした。その先の知床峠を超えると次は根室
に向かうのだが,その知床峠がかなりの難所。下は天気だったのに峠に入ると深い
霧になり急に視界が悪くなって来た.。その上カーブカーブで,時には視界が1〜2m.
の時も,,,やっと峠を降り切った所でホッとして疲れが出一休み。向かい側を見ると
観光バスの運転手さんもトイレ休憩の際,疲れきったかのように運転席で爆睡(?)
この知床峠は悪天候だと通行止めになるらしく,そうなると遠回りをしなくちゃ行けなく
なるので、濃霧でも通ることが出来た今日はラッキー〜〜!

 それから丁度お昼頃羅臼の街に差し掛かり信号待ちで止まると,急にウゥ〜と言う
パトカーの音のようなのが???。一瞬私は何かやったか?,,,とドギマギ。
するとそれは12時のお知らせサイレンの音であり、心臓に負担のかかる紛らわしさ
に、何もしてないのに(?)妙にホッとした瞬間であった。。。。
ちょっと疲れたので、直ぐ先の道の駅でランチタイム。旅のスタート初日、海沿いの
街を通った際ウ二の看板がやけに目に付いてたものの,民宿のお弁当があったので
食べそびれていたウニ丼を奮発し,やっとここ羅臼で戴けることに。幸せ〜♪ 続く,,,


August.25(月)     ≪旅♪その4 (8/14) 紋別,ウトロ≫     47
 旅4日目・・・朝食をしっかりと戴き8時半に宿を出発。1時間近くで紋別に差しか
かり,こちらは一度は来てみたい街であった。それは,,,ず〜っとクリオネに会いたいと
思っていたのです。駐車場からオホーツクタワーをみるとけっこう向こう側にあり
歩くのは良いのだけれど時間が気になる,,, だが,ここまで来たからには海の妖精
クリオネをひと目見て帰らなくちゃ。。。
オホーツクタワーの地下に到達するとそこはもう海の中、窓からは海の魚達が自然
体で泳いでいる姿が見られ,そこでふと目に留まったのがTVでは見ていた「ドクター
フイッシュ」。私は洗った腕をひじまで水槽に入れてみた。するとめだか位の小魚達
がどどっと集まってきて皮膚をツンツンするのです。それはくすぐったいような心地良
いような感蝕だった,,,それから小さな小さなクリオネの満足した写真が撮れるまで
しつっこく粘り(気にしてた時間は何とやら(?))やっとそこを後にしたのであった。

 次の通過地は佐呂間。お天気に恵まれサロマ湖もきれいに一望出来た。道の駅
ではフリーマーケットが出てて賑わっていた。ランチはここで「もちもちフランク」を。
そこから1時間半ほど走ると網走に到着。網走のメインはやはり刑務所か?,,,
市内に入ってうろうろしたが中々見つけられず、まぁいっかー! でも通過記念が,,,
私は網走駅を写真に収め次に向けて走ると直ぐに小清水原生花園に差し掛かかり
小高い丘まで行ってみたが、その名の通り辺り一面の原生園のみであった。。。

 そろそろ夕方になって来たので急がなくちゃ,,,と車を走らせていると、丁度オホー
ツク海に沈みかける夕日と並走していた。その所々には車を止めてサンセットを
見学する人達がいて、まもなくトンネルの手前の道路両端に車や人の賑わいを見
つけた。その時に私は立ち止まることが出来ず、トンネルを抜け気になりUターン
してみるとその道路脇に「オシンコシンの滝」があって,私も野次馬根性で見学を。
そして再び又トンネルをくぐり抜けるとその先はウトロ(宇登呂)の港町。
よぉ〜し今夜はここで宿を取ろう〜、と道路沿いの民宿の看板を覗き込みながら進
むがほぼ満室状態,,,やっと空室の所を見つけ飛び込んで見ると夕食付き,とのこと。
今日はあちこちでいろいろ食べたのでお腹はいっぱいで、食事が付かない所を探そ
うと他を当たったがどこも満室。仕方なくもう一度最初の民宿に戻り何とか宿をゲット
したのだが、私が入った直後にTELが入り「たった今満室になりました」,,,と。
考えてみるとこの辺りは今が一番のピーク。そんな時期に無計画で訪れるとは???
今夜は車中泊になるかどうかの危ういところだった。。。先ずはお風呂に入り、目の前
に出てきたディナーのお膳を見ると海の幸が盛りだくさん並び、タラバの足も数本付
きその殻入れに各自ボウルとはさみを預けられ、これはまさしくTVの旅番組に出て
来る世界だ〜,,,と。夕食は要らない,と言った私だったが何と,見事に完食!ふぅ〜♪

 私は後で解ったのだが、この「船長の家」と言う民宿はガイドブック等にも出ている
知る人ぞ知る民宿で、私の今回の旅で後にも先にも一度っきりの夕食付きの宿が
名高い所に当たり、このラッキーさは運の神さまが付いていたとしか,,,感謝〜!!


August.23(土)    ≪旅♪その3 (8/13) 初山別,雄武≫    46
 ホテルでのバイキング朝食をしっかりと戴き、3日目旅のスタート,,,
今日はちょっと涼しいかナ,と思い走っていたら、途中トンボが飛び交うのを目にした。
この旅が終る頃はもう秋の気配なのかなぁ〜〜,,, 
羽幌を出発して間もなく初山別に差し掛かった。こちらは星観測の為の本格的な
プラネタリュームがある所で、星に興味を持っている友達から「行って来たよ,,,」
との話を聞いてたのだが、こんなに遠くだったとは。。。
せっかく通りがかったので立ち寄ってみることに。ここは山の中腹なので夜になると
きっと夜空に満天の星がキラキラ輝いて見えることでしょう。
次の通過地点は手塩。手塩の粒の大きいシジミは有名で、道の駅に売ってはいた
もののこればかりは持ち帰れない,,,と、昼食にシジミ入りのコロッケを買ってみたの
だが、シジミは探してやっと,で期待外れ。シジミが売り物なのにケチらないでよ〜!

道北に近づき,防風の為のパーキングエリア内にあるトイレに寄ってみるとセンサー
の感知で照明が付き,ポールモーリアの音楽まで流れ,おまけに中も綺麗なのです。
まもなく北海道の最北端稚内入ると雨がパラつき、宗谷岬に差し掛かる頃には結構
な風雨.。雨模様になるとあまり寄り道は出来ずにひたすら走り、左手に見えていた
海はオホーツク海から太平洋に変わり、猿払,枝幸を通過したあと今夜の宿探し。。。
雄武の街に差し掛かり、夏祭りの賑わいと道路の両サイドをチラ見しながら走って
いると、「旅の宿オホーツク」の看板が目に入って来た。
そこでちょっと躊躇したのは、宿の前の駐車場に止まっている車がこの時期にして
はちょっと少な過ぎ,,, お盆休みなのかナ?、と思いつつも飛び込んでみると
即「泊まれます〜」とのこと。満室だった昨日の今日故,ちょと拍子抜けしながらも(?)
まぁ〜いっか〜!お風呂に入れて手足を伸ばして寝れれば,,, 
時間的に今夜も夕食には間に合わず、お昼にゲットしてたもう一個のケチり(?)シジミ
コロッケとおはぎが今夜のささやかなデイナー。だが,,,不思議とひもじさはなかった。
改めて地図を見ると、昨夜の羽幌と雄武は北海道地図のとんがりを挟み左右対称。
出発前,一日の走行距離は見当がつかなかったが、こうして行を見るとおもしろい!

 私は日中殆んどラジオを聞きながら走っていて、特に今回はオリンピックを見るのではなく、五感の中で耳が頼りの聞くオリンピックの世界にどっぷりと浸かっている。
なので,夜になってやっと時差付きの映像を目にしている毎日なのであります。 続く,,,


August.20(水)    ≪旅♪その2 ( 8/ 11,12) 寿都,羽幌≫    45
 旅から戻り今夜やっと少し時間が取れたので、道中の資料整理をしてみた。
今回の出発に当たり、最初に寄った道の駅で知内出身の北島サブちゃんのスタン
プを押した際、運転し続けは身体に負担がかかるので通りがかりの≪道の駅≫で
スタンプを押しながら走ろう〜,,,と思いついた時には、何せ無計画で飛び出した故
スタンプ帳も何もなく、そこに置いてあった裏の白いチラシを少々戴いて,ささやかな
私の道の駅スタンプラリーがスタートしたのである。
その次の街は、最強2横綱(千代の山,千代の富士)を出した相撲の街,福島町。
私は千代の富士のファンだったので≪横綱相撲記念館≫に入りじっくりと見させて
もらった。更に福島町は青函トンネル工事の北海道側の基地として≪青函トンネル
記念館≫があり、そこでもいろいろと知識を得させてもらった。
そんなこんなの,,,多少は時間を気にしながらのスタートを切ったのでありました。

 先ず初日は寿都泊まり。例の如く道の駅を探していると時間的にもう閉まっていた
ので、その看板の写真だけでも,,,と、ふと横を見るとそこに民宿が,,,
初めての飛込みで一室だけ空いてる,との部屋が何と10畳もあり,ギターの練習もOK
と,,,何か初日から良過ぎじゃない?更に翌日はお弁当まで持たせてくれたのです。

 そして2日目…その辺りから私にとっては初のコースで、先ず岩内に差し掛かり
有形文化財「にしん御殿とまり」の見学を。私はこの地名は泊まり原発でしか認識
はなかった上、鰊御殿も小樽のしか知らなかったので、こちら泊村の鰊御殿の
旧河村邸番屋と棟続きの旧武井邸客殿は、思いがけず中々見応えがあった。
その武井邸で最も私が気を惹かれたのは、蓄音機がたくさん並べられていたことで
その当時、にしん漁中心の生活の中でも音楽は親しまれていたのだ,,,と。
次に地図の出っぱりの積丹半島に向かいその手前の街で給油。ガス欠だけは気を
付けなくちゃ。半島の中腹まで車で行けて、徒歩によりトンネルを抜けた時一気に
視界に入って来た積丹半島は,空と海の青さを共有していてとても印象的であった。

 そのあと余市,小樽を抜けて留萌方面へと向かったのだが、ゴツゴツした岩山に
トンネルの多いこと,,,道中思ったより時間かかったので、その日は留萌あたりで泊ま
ろう思い温泉ホテルに飛び込んでみたが、何とどこも満室,,,とのこと。
考えてみたら夏休みのお盆,,,改めて自分の無謀さにガ〜ン! お風呂だけ入らせて
もらって最悪の車中泊か?,,,と思っていたら、フロントのお姉さまがとても親切で
他宿泊所の電話番号リストをコピーしてくれたので、私は一軒一軒問い合わせ、
二つ先の街,羽幌町のホテルに宿泊予約が取れたのである。そこから約40数キロ
走り、ホテルに着いた時には大きなお風呂が何よりのご馳走であった。 3に続く,,,


August.18(月)     ≪北海道一周の旅♪その1週間≫      44
 私は先週月曜から昨日にかけて、かなり前からやり遂げたい,,,と思っていた
≪北海道地図縁取り一周の旅≫への夢を実現させて来たところです。
予定の期間は1週間!果たしてそれ以内に戻って来れるかどうか?,,,
私の中の物差しでは、数年前に北海道の最北端稚内から最南端函館まで12時間
かけて走って来れた,,,との目安があるのだが、それは慣れていた道のことであって
今回の旅は、オホーツク海側から道東にかけては全く初めて足を踏み入れるので
ある,,,とは言え、やっとチャンスが訪れたので先ずは飛び出してみることに。

 私の計画では,走れるだけ走って日が暮れた所でその街で泊まる,,,そんな無計画
無謀の旅であった。前もって宿を取ると何としてもそこまで走らなければならない,,,
となると窮屈になる故、もっと自由気ままな旅を想定していたのである。
それがまかり通るのかどうか?,,,先は見えないが期間は限られている旅の始まりで
あった。海をチラ目に走りたく、コースは日本海オホーツク海側からの時計周りで,,,
そんな無計画な旅の出発に際し、周りのひと言に助けられスタートを切れたことが
今回の旅を無事に終えれた源となったことへの「お陰さま,,,」には、心より感謝だ !!

 出発してまもなくお盆と夏休みにぶつかり宿が満室の時もあったが,地方ならでは
の親切さで空いてる所を紹介してくれたり、車で一日中走っていると,とにかくお風呂
が恋しくて、どんなご馳走よりもさっぱりしたいのが宿をゲットする目的となった,,,
それに宿にアタックする頃は夕食の時間帯には間に合ってなく、夕食のほとんどは
自分で調達したのだが、知床近くの斜里ウトロの民宿では、遅くに飛び込んだにも
関わらず3,000円プラスで夕食を作ってくれるとのことで、そのお膳には新鮮な刺身
タラバ蟹等が並び「おぉ〜TVで目にする世界だ〜(?)」と,,,すぐ後ろが海である
ロケーションの良さとその豪華なディナーは後にも先にもこの時のみであった。

 今回旅をしながら、街の出入り口に掲げられているカントリーサインを見つけては
写真に収め、道の駅に寄ってはスタンプを押し更に標識で目に入って来るTVでしか
見たことのない岬にせっかくなのではちょっと寄り道をし、そこから海を臨む雄大な
景色を目に焼き付けては又次の街までひたすら走る走る,,,の毎日。
それに海岸線は酪農牧場が多く、ついつい牛さん達の白黒模様に目が止まり、
カメラを向けるとじ〜っとこちらを見てくれるので、何気にそこで立ち止まりホッとさせ
てもらうひと時を過ごさせてもらえたのも心が和んだことである。 この後も続く,,,


August.10(日)      ≪公会堂コンサート♪平佐先生≫      43
 今日8月10日、公会堂コンサートを無事に終えました。
その前に昨夜公民館にてリハーサルをした際、ここまでの練習会でやっと全員の顔
が揃ったのです。更に昨日函館入りした平佐先生をお迎えしての練習では、
先生アレンジのいい日旅立ちの指揮をして頂き,本番に向けての合わせはバッチリ,,,

そして迎えた今日の本番,先ず朝起きて目に飛び込んできたのは抜けるような青空.
演奏会の日にいちばん気になるのはお天気ゆえ、その青い空を見た瞬間ヤッター,,,
との思いが。。。 集合時間が10時半と言うのは出る前が結構忙しいのである。
11時からはリハーサル開始。公会堂では一般への記念写真撮影の為のドレスの
貸衣装をしており、その若い娘さん達のはしゃぐ声が、うちらの練習に関係なく割り
込んで来てそんな中での集中は結構大変なことである。
そしていよいよ本番開始・・・さっきまでのがやがやが,うそのように治まり、会場の
空気もだんだんとギターの音に馴染んできて、次々とステージが進行して行く,,,
第1部はアンサンブルが9ステージ、演奏時間としては丁度1時間程なのだが、私の
お喋りが入って少々時間オーバー気味。
会場には、案内を出した知り合いの顔がけっこう見えていて、お喋りはぶっつけ本番
なのだが、いつもフレンドリィ〜な感じで楽しく進行させてもらえている。
第2部はゲストにお招きした平佐先生のコンサート。 最初に先生と私とのデュオを,,,
リハでは集中に欠け音をポロポロこぼしてまったのだが、本番では先生のリードで
曲に乗れ心地良く演奏ことが出来た。その後は平佐先生のソロをたっぷりと,,,,
その演奏に引き込まれて行きながらも、先生のトークは周りを和ませてくれるので
ある。まだまだ聴いていたいところだが時間制限有の為、4時前での終演となった。

 その後は、参加者にとってはお楽しみの打ち上げ会。今回も又、少し小高い所に
位置しているホテル函館山のロケーションの良いラウンジでの打ち上げとなった。
25名程参加した皆さんは演奏前の緊張した表情とガラリと代わり,終始和やか表情
で話に華が咲き、食事タイムの宴もたけなわのところをそれぞれ本日の感想を。。。
皆さん達のひと言・・・良いですねぇ〜。ひとりずつの話に耳を傾け全員がひとつに
なれるこの瞬間が、その時の充実を共有ことが出来るのです。。。

皆さん、この後レッスンは1週間のお休みに入りま〜す!ゆっくりお休み下さいませ.
私は明日から1週間,,,ちょっと気ままなドライブの旅に出かけて来ます。
今せっかく調子よく動いている指がなまらないようにギターは積んで行きますよ〜!

August. 5(火)      ≪公会堂コンサート♪最終練習≫        42
 毎年8月に入ると恒例である、函館港祭りパレードが今年は土日と続いた雨で
順延となり、昨日賑やかに催された。 雨上がりの昨日は今年いちばんの暑さ。
2日間たっぷりと大地に沁み込んだ雨の照り返しで蒸し暑さもプラスし、しんどい
一日であった。じ〜っとしていても汗が出るのに、そんな猛暑の中を踊りながら
パレードをすると言うことは、祭りとは暑さをも吹き飛ばす参加者の熱気のよう〜。
港祭りは、かなりの混雑と交通規制がかかる為、気軽には出て行けないのだが
以前出かけた時に感じたのは、踊る阿呆に観る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損そん、
函館名物のイカ踊りがそうである。踊っている人達はメチャメチャ盛り上がってる,,,

 そんな賑やかなお祭り一過の今夜、安田ギターグループは公会堂コンサートに
向けてひたすら練習,,,1週間前の練習では何が何なのかアンサンブルはガタガタ
だったのが、今日は見違えるようにバッチリとまとまった。
練習に集まった人数も違うのだが、まるで使用前使用後(?)を思わせるかのように,,,
先週の練習では人様にお聞かせ出来る状態ではなく、私は本番への不安を抱える
中、「皆はきっとやってくれる,,,」と信じる気持ちを強くしたりで心の葛藤があった。

 それにしてもお客さんに聞いて頂く、ましてアンサンブルとなると、とにかく集まっ
て合わせないと話にならない,,,なので必然と集まる回数も多くなり皆も大変である。
でもやっただけの結果は出てくれると思うし、先週のようにガタガタになったことも
良い経験。いつも出来てる自分のみではなく,ど〜んと落ちた自分を体験しておくと
又次にそうなりそうになった時にはあせらないで済むのです。。。
いつも落ち着いて弾く人が何でどうしちゃった?,,, 緊張,上がりを体験して来てない
人はいない筈。その人にとって失敗したその時が山あり谷ありの初体験なのです。
そこで大事なことは、そこでめげることなく這い上がること。。。
私も上がりに関してはいろいろな体験をしてきました。だから皆さんの緊張失敗した
時の気持ちは良く解るつもりです。
公会堂コンサートまであと数日,,,当日は皆が練習に頑張ってきた証の充実感を味わ
って欲しいものです。そして北京オリンピックも目前、オリンピック選手の重圧のこと
を考えると、今私達が迎えようとしている演奏会は「ど〜ってことない!」って,,,

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