気ままに日記

2008年(H20年) 1月

January .26(土)      ≪パイプオルガン塔Rンサート≫        6
   今日は、夕方から「函館カトリック湯川教会」へ”パイプオルガンコンサート”を聴き
に行ってきた。ここ函館には教会が多い分,市内には10台以上ものパイプオルガン
が設置されているのだそうです。
ところが、今はまだ専門的なオルガン奏者の数が足りない,,,とのこと。
それで今夕のコンサート出演者10名は、ピアノの先生達がオルガン演奏にチャレン
ジ,,,とのことで、それぞれが又違う緊張の中での発表となったようである。

 それにしても楽器の構造上、聴衆には演奏者の指も表情も見えず視界に入って
来るのはうしろ姿だけ,,, 私は目を閉じて聴いてみた。するとパイプオルガンで奏でる
賛美歌,バッハはとても心地よく,教会での音楽は心が洗われる感じがした,,,
コンサートの〆は,函館のプロ,オルガニスト“石崎 理”さんによる演奏。
さすがこの道の第一人者だけあって、音量音色のバランスがより心地良く〜〜。
そして2曲目が足鍵盤だけによるソロ。それがやはり足元は全く見えず想像の世界
の中での演奏だったが、聞こえてきたのは両手で弾いてるかのような流暢な音楽で
私は、目の前の現実を受け入れられないような状況にかられたのであった。

コンサート終了後、間近でパイプオルガンを見たり触らせてもらったが、2段の鍵盤と
足鍵盤は、エレクトーンをやる方の方がより近いのでは?と思った。
なので、ピアノの先生方がこのパイプオルガンにチャレンジしたと言うことは、練習を
するにしても身近にある楽器ではないし、又ピアノで代用出来るものではないので、
思った以上のプレッシャーの中での今日の本番ではなかったか,,,と察したのだった。

パイプオルガンは両手・両足を同時に動かす為、演奏中は背筋と腹筋だけで身体を
支えなければならず、複雑な足鍵盤の練習に入る時には椅子から落ちそうになる
こともあるとか?腰にも負担がかかるそうで、まさしく全身体力勝負ですネ(?)
そう思うと、ギターは椅子にどっしりと腰掛けれて両手だけの負担は幸せなことで
手が疲れるとか上手く弾けないとかはもっての他,不満なんて言えないですねぇ〜。


January .20(日)       ≪Myレッスン&ステーキ≫         5
   私は月一で札幌へレッスンを受けに行ってるのだが昨日が今年のレッスン始めの
日だった。函館から札幌へはJRで片道約3時間の所要なのだが、割引切符利用故
行きは函館朝7時発,帰りは札幌発18時過ぎの指定なのでいつも家に帰りつくの
は夜の10時になるのである。
昨日の朝はかなりの冷えで寒さのあまり身体の硬直に歯の食い縛り。そして札幌
に着いてみると一面の銀世界に驚き、聞くと夜からかけて一晩で数10cm積もった
とのこと。 いや〜、北海道の冬は気候的に一晩で何が起きるか解らない。。。
寒い〜,,,と急ぎ足で地下鉄を乗り継いで先生の教室に直行。先生は昼食もそこそこ
に約3時間強のレッスンをして下さり、次の課題をたくさんもらって駅に戻った時が
一番ホッとする時。それから帰路に着く前に夕食は何を食べようか,,,とギターを背負
いながらうろうろと・・・。 

それなりに値段も手頃でいろいろな物がある中、昨日は臭いにつられて入ったのが
何と1コイン500円で食べれるサイコロステーキ(ライス付)のお店。
ジュウジュウと音をたてて出された鉄鍋は、冷えきった身体を一気に暖めてくれた
のであった。この前TVで瀬戸内寂聴さんが「出来るだけステーキを食べなさい、
ステーキは身体と脳の活力源,,,」と、彼女がステーキを美味しそうに食べていたのを
見た時から、私の脳みそはステーキモードになっていたのだ。
普段でも、当たり前のステーキが手頃に食べれる行きつけの喫茶店を知っていて
そこは手製のドレッシング,ステーキソースがメチャ美味しく珈琲も付いて1,200円。

とは言うものの、ステーキはまだ贅沢感覚がありラーメンのような訳には行かない。
そんな所に500円のサイコロステーキは外れでも元々,,,とチャレンジしたのだが野菜
も添えられ肉の焼き加減は自分の好みで,,,ライスは盛りを選択出来るのだが、
普通を頼んでみたら茶碗にたっぷり2杯はあるような盛りだった。
チョイスしておきながら残すのも気がひけたので食べきったら満腹〜〜,,,一日中
寒い思いをした分,このラッキーなステーキを活力源に風邪を引かぬことを願って!


January .15(火)       ≪FMいるか ∞ さくら変奏曲≫       4
   今日の午前、私は函館のラジオ局FMいるか「人ネットワーク」に出演しました。
25分間の番組中、トークと好きな曲を一曲・・・とのことで、その一曲を何にしょうか
ず〜っと考えていたのだが、折角の機会だし録音に残るので私の一番大切にして
きた曲,,,と、ふと思い浮かんだのは「さくら変奏曲」。
これは私が旭川時代にギターを教え出して間もない頃から生徒に聞かせてきた曲
で、格好の良いイントロの導入から始まり、さくらの旋律が和音,アルペジオ,トレモロ
と流れる変奏で、エンディングが又イントロの流れに収まって終るのである。

 それが数十年経って元の楽譜がどこにも見当たらず、数年前に私の暗譜の記憶
だけを頼りに譜面に起こしたのだが、この“さくら変奏曲”はトレモロのメロディが聞き
応えがあり、毎年春になるといろいろな所で弾いてたので今回はこれだ、と決めて
昨日おとといと,この曲の録音にどっぷりと時間が取られていた。
弾きなれた曲とは言え、録音して聞いてみるとあちこち直すところがあり、弾くのと
聞く方のギャップの相違を改めて感じたのであった。
残る音,,,と言うことはミスが最小限でなければならず、5分間の曲をミスなしで録音
することは並大抵のことではない。どこでミスが起きるか解らないしミスをしないよう
に,,,と思うと逆に萎縮して不自然になってしまうものだ。
そんな時、私は雑念を取り除く為にその曲を歌い無欲になることに集中するのだ。
そして弾き続けてさえいればいつかはまぁまぁ満足のいくところまでは出来上がる,,,
と自分を信じて録音をし続ける,,,だが,それは時間のゆとりがある時でないと取り
掛かれないことである。

 そんなこんなで、苦労して録音したテープを持参し足を運んだ今日のFMいるか。
本番直前にスタジオに入室案内され、番組のパーソナリティー山形敦子さんは
本番合間の5分間位のサラッとした世間話の中でその日のゲストのイメージを把握
し、後はぶっつけ本番でいろいろなお話を,,,
途中途中でその打ち合わせの時の問いかけがこっちに振られる,,, アッ、あの話の
ことだ,,,とか頭の中がグルグル回り乍らも話が弾み,アッと言う間の25分間だった。
さすがプロのアナウンサーさん、問いかけ上手の聞き上手に引き出し上手。。。
私は放送が終っての第一声は「楽しかったです〜」と。人生それがいちばんだよネ。


January .13(日)     ≪ケイタイ絵日記&パソコン日記≫       3
   私はメモ程度だが中学生の頃から日記をつけていた。最初の頃の日記帳はノート
だった。そして社会人になってからは市販の表紙の厚い日記帳になり、そのうちに
毎年購入はもったいないと5年日記になり、そして娘からもらった3年日記をちょうど
昨年で使い終えたところである。

次のを用意しなくちゃ,,,と思っていた矢先、暮れにケイタイの絵日記を教えてもらえる
チャンスに巡り合え、そこには写真の蘭もあり「毎日の写真はねぇ〜,,,」と思っていた
のが,何と何と毎日いろいろな物をカシャカシャと写しては載せているのである。それ
は一日分のメモの枠が小さいこともあり,今のところ手頃に絵日記をつけている。

 だがケイタイがもしも,,,の時の為に、年明けのパソコン教室に行った際パソコンにも
自分用の日記コーナーを作った。
文字を書くことが少なくなった今の時代、自分だけ解れば良いのだからせめて日記
だけでも自力で,,,と思っていたのが、一日の〆で眠い中で書いた文字は後から自分
にも読めず、更にあと延ばししているうちに溜めてしまうと大変〜、思い出せない,,,
最近は前々日何を食べたかも記憶が定かでなく(?) 自分に課していた日記は
毎日メモして行けば良いと思いつつも溜めてしまうと・・・辛くなっては来ていた。

でも、私の日記歴はかれこれ40年以上〜。メモしておくのは何かの時に役立つ故
これからもず〜っと続けるつもりではいたのが、暮れの「ケイタイ絵日記」に触れる
までは、パソコンでプライベート日記を,,,との発想まで思いもよらなかった。
私の若かりし頃からの日記歴形態がここで一瞬にして一変した年末年始であった。 
時代の流れですねぇ〜,,,人生楽出来るところは楽な道を選ぶのも良いかも?


January . 3(火)        ≪ネズミの思い出≫            2
   このお正月三が日は、のんびりの中にも今まで溜めていた楽譜,旅行写真の
整理をすることに追われていた日々でした。
その都度写真のプリントはしていたものの、この所アルバムに収めるべく気持ちの
ゆとりもなく、私の趣味である“旅行記”を書く,,,などの時間も取れずに,ここまで来た
のである。 だがそんな自分のルーズさも,もう限界〜!
今年も更に忙しくなりそうなので、このお正月休みにこそ何とかしなくちゃ,,,と気合を
入れているところなのであります。今の写真はデジカメからパソコンに移し,それで
OKさせれば楽なのだが、私は,アルバムに写真や記念の物を貼り思い出を収める
所までを自己満足,,,とこだわっている,時代遅れの人なのです。
もっと楽して生きようよ! 〜その切り替えにはもう少し時間がかかるかなぁ〜。。。

 さて今年はネズミ年で私の干支だが、正直言うと私はネズミは苦手。
私が幼少の頃は木造の古い家で、よく鼠が出ました。皆が寝静まった頃、天井裏
でネズミ達の運動会が始まったり、時には天井の隅っこからネズミの赤ちゃんが
ポロっと落ちてきて、それは小さな肌色で今思うとパンダの赤ちゃんみたいだった。
でも,ネズミはとてつもなく増えるので、親はその駆除のためにネズミ捕りを仕掛け
翌朝それにネズミがかかっていると、そのまま水に浸けるのです。。。
子供心に可愛そう〜,,,と、そのネズミ捕りをいつも水からあげていたのが私の弟。
なので当時は、殆んどの家でネコを飼ってました。うちにもいたのが“チビ”と言う名
のニャん子。ねこは冬などは抱いて寝ると超あったかい〜。
そのチビが、故郷から旭川に引っ越してからふと家から出たまま戻らなかった。。。
享年13歳くらいだったかナ?年も年だったので私達に密かにお別れしたのでしょう.

 そんなことで,あまり仲良くなれないネズミのイメチェンをしたのが“トムとジェリー,
ミッキーマウス”等々。。。そしてペットとしての“ハムスター”はしっぽがないだけで
リスっぽく思え手に乗せれるのが不思議。アニメの“ハム太郎”もここから生まれた.
最近は生のネズミを見ることが困難で,絵本とか図鑑でしか見れない今の子供達。
おととしになるがインド旅行の時、列車移動の際に駅のホームに群がる多数の
巨大ネズミを目にした時、私には幼少の頃の思い出が蘇った。
インドは輪廻転生の思想に徹する国なので虫一匹たりとも殺さない。
なので,まるまると肥えたここのネズミは幸せ,,,と感じたことをふと思い出した。。。


January . 1(火)         ≪十二支 ∞ 干支≫           1
   新しい年が明け、皆さまにはどのような新年をお迎えでしょうか?
今年はねずみ年・・・十二支を漢字で書けるか?と言うと,私はちょっと自信がなく、
調べて見たので書いてみます,,, 子(ね)牛(うし)寅(とら)卯(う)辰(たつ)巳(み)
午(うま)未(ひつじ)申(さる)酉(とり)戌(いぬ)亥(い)の12支。
この12支の漢字は、中国で十二宮の,おのおのの獣を時刻及び方角にあてたこと
に基づいて使われた,,,ということで、日本漢字では 「鼠 牛 寅 兎 竜 蛇 馬 羊 猿 鶏
犬 猪」 の馴染みのある漢字で辞書には載っていた。

と言う訳で,今年は12支の最初に戻ったのだが、何で干支にこだわるか?と言うと
今年は私の干支なのであります。そう〜還暦を迎えるのであります。。。
私は自分の年齢,還暦と気持ちとが一致しないことに,ちょっと気持ちのズレを感じて
いるものの、このどちらもありのままに受け入れるつもりではいるのだが。。。
思えば今から12年前は40代後半,,,この12年間の間に娘達は巣立ち,出会いと
ご縁があって結婚し、私が49歳でスペインに初海外旅行に飛び出してから10年,,,
そのパスポートが今年で期限切れ,にもなりました。
振りかえれば12年間でいろいろなことはあったものの、上向きに歩んで来ている,,,
と思える私の人生は,本当に幸せなことと・・・と心より思っています。
その上向きのままで迎えれる還暦というのは,人生まだまだ前向きに進める感じ〜。

 これからの私は、大好きなギターと海外旅行にどっぷりと漬かれる人生を歩んで
行けそうな気がしている。それには先ず家族も自分も元気でいなくちゃ。。。
今年の私は,頭も身体も検査をしました。大事な運動のチャンスにも恵まれました。
後はいろいろ追われる中で、どれくらい自分の練習が出来るか?
私には自分に課したノルマがある。 それは還暦コンサート,,,今まで50歳,55歳
と,5年刻みで自分の出来る範囲での“ささやかなコンサート”をやって来ました。
なので60歳も、とは思っているが仕込みに1年はかかるので来年になるかなぁ〜!


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