2007年9月
|
|
September .30(日) ≪木の実⇔こくわ≫ 47
|
|
最近,とても珍し嬉しい物を戴いた。それは子供の頃の懐かしい食べ物“こくわ”。
今のように食べ物が豊富じゃない時代に、山村の田舎で育った私達は、自転車に
乗り、野原や山をさまよっているうちに自然のおやつにありついたものだ。
その中で、めちゃくちゃ酸っぱかったのが,ぐすべり。(おぉ〜想像しただけでつばが
出て来る〜)。やまぶどうも酸っぱかったなぁ〜,,, 更に赤く可愛い甘い実のグミ,
おんこの木についてる小さな小さな赤い実も食べたなぁ〜。
当時、そんなこんな山歩きをしていると、うるしに負けたりしたのも思い出,,,
そして今回戴いた“こくわ”。それは自然なものの完熟でとても甘〜い。
“こくわ”とは・・・改めてインターネットで調べてみると、和名では“サルナシ”
俗名“こくわ”と言うのだそう。色,姿,形,味等は殆んどキウイフルーツのミニミニ版。
そう言えば、今年の夏には 完熟の,すっぱくない“ぐすべり”も戴いたし、春には
私の中でのまぼろしの三菜,やちぶき にも出会えたし、何か人生を振り返る懐か
しい年でもあったなぁ〜。。。
1年の4分の3が過ぎ去ろうとしている今、残り4分の1で,やらなければならない
ことがギュギュ〜っと残っているので、じっくりと1年を振り返ることはもう少し後の
ことだが、その辺のお店では手に入ることのない“こくわ”を思いがけず戴き、懐か
しい味の余韻が残っているうちに、先ずはここに認めておこうと思ったのである。
懐かしい,,,と言えば、つい先日の来客があり、いもが好物で北海道のじゃがいもを
是非,,,とのことで、私は“いも団子”をご馳走してあげたら、とても喜んでくれた。
それは、ジャガイモを煮て温アツの所を潰して片栗粉と混ぜ、長い棒状に丸め,
金太郎飴のようにトントンと切って茹で、汁に入れて戴くか、砂糖醤油と絡めて戴く
のが私の好みで、それも子供の頃の懐かしいおやつ,,,おふくろの味なのである。
|
|
|
|
September .22(水) ≪お利口カラス≫ 46
|
|
今日の午後、パソコン教室に行く途中交差点に差し掛かった際、私は偶然にも
一羽のカラスの,ある行動に出くわした。
そこはけっこう交通量の多い交差点で、そのカラスは,双方の赤信号と青信号の
合間をぬって目の前にス〜ッと舞い降りて来たかと思うと、あっという間に何かを
銜え,すぐ傍の家の屋根に飛んで行ったのです。
そこでその物を啄んでたかと思うや否や、すぐに又それを銜えて戻って来て交差点
の上空からそれを落としたのです。
アッ!これだ〜。 これが話に聞いていた,TVなどで目にしていたおりこうカラスの
仕草だ〜,,,私はちょっとワクワクしながらも(?)その落とされた物に目をやりながら
「あんな小さな物がタイミング良くタイヤになんか当たらないよ〜,,,」と、その落とさ
れた物をじぃ〜っと見ていたら、何と数ある車の1台のタイヤが「パチン!」とそれに
命中したのです。
その瞬間、電線に止まって様子を見ていたカラスは素早く飛び降りて来て、その
粉々に砕けたものを急いで啄み出した瞬間、信号の変わり目とカラスの羽ばたき
の凄まじい中,私の方の信号が青になり、その場を離れなければならなかった。
もう少し見ていたかったなぁ〜,,,と思いつつも、私は振り返ることも出来ず車は前に
進んでいたのであった。
そのカラスの行動の一部始終を、偶然にも信号待ちの僅かの間に見られたと言う
ことで、後でふと思ったのは「信号待ちの時間って一体何分なんだろう?」,,,
その数分かの出来事・・・ 私ってすごい偶然に出会したかも?
その後パソコン教室の帰りにも、駐車場でも地面を突っ突き何か食べ物を探してい
る一羽のカラスに出会した。 ゴミ出しの管理が行き届きつつある人間社会の中で
追いやられたカラスさん達.「あぁ〜彼等は生きるために必死なんだなぁ〜」,,,と。
そんなカラスを哀れみ,えさを与えている私の知り合いがいる。“カラスの恩返し”
ってあるのかなぁ〜(?) 様々な思いの,本日のカラスディ〜の出来事でした,,,
|
|
|
|
September .20(水) ≪ラジオ♪公開生放送≫ 45
|
|
今日の午後、新しくなった五稜郭タワーの「アトリウム広場」にてNHKラジオ
「どどんと道南はこだて」の公開生放送が行われた。
この番組の今回のタイトルは“読書の秋”と題して、読書に音楽を絡ませての内容
で,≪銀河鉄道の夜≫を和田さんの朗読と私のギターでの出演となったのである。
それは1時間の番組中、ゲストも多種多様。マンドリン演奏から始まり次の私達の
≪銀河鉄道の夜≫は全45分の物語のところを5分間の抜粋。
依頼を受けた時には,5分というのはどのようにして,,,と思ったのだが、打ち合わせを
し,二つの場面をつないだところに何とギターの曲は3曲も弾けたのである。
5分って,あなどれないなぁ〜,,,って思ったと同時に、この物語の内容を知り尽くして
いる私達には、これから何分であろうと,どうにでもアレンジが出来る,,,との確信を
持たせてもらえた今回の体験であった。
以前この物語に曲付けを始めた時、私は一般に親しまれている曲を挿入したところ
聞き手には内容と曲が頭の中でぐるぐる回る,,,とのことで、逆に一般が知らない
クラシックギターの曲を20数曲挿入したところ、汽車の雰囲気の曲もありイメージ
がピッタリ合ったのである。私としても、ポピュラーよりはクラシックの曲の方が弾き
慣れていて安心して弾けるので今となっては好都合であった。
今日はその他,木管フルートによるピアソラの演奏も心地良く、それに川柳の紹介
でグラビノーバのBGMに乗せて,アナウンサーさん達のそれぞれのイメージで語り
かけたのが楽しかった。
俳句でも川柳でも、あの短い句の中にそれぞれのイメージを膨らませ解釈して良い
のだ,,,とのこと。なるほど〜〜。音楽と共通するものがある,と思ったのである。
今日の会場となったアトリウム広場はガラス張りで、外の木々の緑が風に揺れる
のが目に入ってきて、もう少しすると紅葉となり秋を感ずるのだろうなぁ〜と,,,
私たちの出番が終って席に戻り楽器をケースに入れてると、直に声をかけてくれた
方が居た。「ギター良かったよ。感動したよ」,,,って。今日はいい日だったなぁ〜!
|
|
|
|
September .11(火) ≪ケイタイ♪カメラ≫ 44
|
|
私は、最近やっと思い切ってケイタイをチェンジした。
今までのはボーダーフォン時代のもので、メールもパソコンで出来ればいいや,,,と
ケイタイのメール機能も外してしまい、受信送信のみの使用で更にアドレス入力も
せず、受信の番号を見ては誰から来たのか手帳から探す,,,と言う時代遅れの事を
つい最近までやっていたのである。
そんな中で密かに、ケイタイでもールが出来たら,,,そして周りがケイタイで写真を撮
っているのを見て羨ましく思い、更に時代に沿ったケイタイが欲しいと思った極めつ
けは英語の辞書機能の活用。 英語の勉強時,眼鏡をかけ五十音,アルファベット順
を考えながら時間をかけて辞書を引いてたのが、賢くて速く楽な電子辞書に移り変
わり、次の流れは,いつでも持ち歩けて手頃なケイタイでその役目を果たせる、との
こと。だが,,,新しいケイタイが欲しい反面、様々な機能を覚え込まなければならない
ことへの億劫さに、その切り替えには長い間かなり躊躇していたのである。
それが最近思い切って切り替えるチャンスに恵まれ、新しいケイタイをゲットして
一歩前進したところである。契約時は娘が連いて行ってくれから良かったものの
お店の方の,細やかでマニュアルどおりの流暢な話を聞いているうちに,あれこれ
と説明が多すぎて目まいがしそうになった(?)
後で改めて娘が使い方をザザ〜っとは説明してくれたものの、果たして自力で使い
こなせるのだろうか?等の不安に駆られながらも,時間の取れた時にかんたんマニ
ュアルを見ながら何度かチャレンジ,,,あぁ〜じれったい,,,メールするにも時間が
かかる〜パソコンの方が早い,,,でもやらなきゃ覚えられない,,,等と、引張りっこして
いる自分がそこに居たのである。
そんな中で昨夜、主人と「20年振り再結成の前川清とクールファイブショー」を
観に行った際、普通ならば写真はご遠慮を、のところを前川さんはどんどん撮って
下さい、と言ったところで会場内は一気にケイタイカメラのあらし。。。それにつられて
エッ!私もその仲間に入ってみようかナ?,,,と、初のケイタイカメラチャレンジ。
だが,,,そんな急な本番での初チャレンジなんてブレブレで上手く行くはずがない(?)
取りあえずシャッターは押したものの、そこでズームするのが解らず画像はず〜っ
と遠く。家に帰ってからそのダメ元のデータフォルダの消去をマニュアルを見なが
らやってみて、先ずは憧れのケイタイカメラチャレンジに自己満足の一夜であった。
私なりのマスターの仕方は、牛や亀の歩みのように一歩づつ,一個づつ,,,,,
|
|
|
|
September .6(木) ≪リ塔tレッシュギターサークル≫ 43
|
|
先週の木曜日、3ヶ月間による函館市公民館ギター講座が修了した。
今回受講の方々はとてもチームワークが良く、それに加えてそれぞれが3ヶ月間
にしっかりと左指にタコが出来る程の熱心さ。
講座修了が近づくにつれ、出来ればこのまま続けたい,,,もっと教えてあげたい,,,
との双方の気持ちが一致し一息つく間もなく、函館市の公共施設“サンリフレ”
にてほぼ全員14名の参加者による継続、となった。
その初日となった今夜、懐かしいみんなの顔が揃った。。。
それぞれがギターを通して出会ってまだ3ヶ月。なのに会えて親しみを感ずるのは
きっと波長のあう人たちが集まったからなのでしょう〜。
それにしてもスタートから10名以上がまとまったグループ、中には多々レベルが
上の方もいてしっかりと伴奏を弾いてくれるので同時にアンサンブルが出来て行く
のである。その中で個々のレベルはぴったりとは揃わないものだが、末端の人たち
の挫折がないよう気を配ってあげなくてはいけない。
幸いにも公民館に引き続き、3人で指導に当たれることになったので、そういう人達
にも細やかにレッスンが行き届く,,,と思っている。
そして今回の公民館修了生のグループには、会場となったサンリフレと,いつもフレ
ッシュで,,,との思いを込め“リ塔tレッシュギターアンサンブル”と名付けた。
今後このグループには、安田ギター教室の諸々の行事に参加して頂くことになると
思うが、急に子沢山の大家族になった母親の気分である(?)。 と同時にうちの生徒
達は先輩として押し上げられて行くことになるので、うかうかしてはいられない,,,
それぞれが良い意味で刺激しあいながらのギターの上達を願うばかりである。
さぁ〜,子はどんどん成長して行くので、私も先生の下で更に勉強しなくっちゃ〜,,,
|
|
戻る
|