2007年3月
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March .29 (木) ≪グループホーム訪問≫ 16
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今日の午後、お誕生会コンサートの依頼を受け、グループホームを訪問した。
今回は平日,,,とのことで、出張演奏に都合が付いたのは,5人のメンバー。
私達は一度家に集まり、演奏前の手慣し呼吸あわせをしてから会場に向かった。
2時の開演前には到着したのだが,ホーム入所者の人たちはもうすでにスタンバイ
が出来ていて、皆さんは私達の到着を待ち焦がれていたらしく、痴呆らしいおばあ
さんにいきなり「遅い!」 と渇を入れられ(?)、本番に入ってどうなるか,,,と思いつつ
私達は気持を引き締めながら演奏会場に入って行った。
そこは車椅子の方達に取り囲まれるよう中央にステージが設置され、オープニング
は春にちなんだ歌をみんなで歌うことから始まり、次にHappy birthdayで今月の
誕生日の方達を祝福しその後も、みんなで歌う,,,演奏を聴いてもらう,,,を交互に絡
ませ約40分,,,皆さんは飽きることも寝てしまうこともなく(?)一緒に楽しんでくれたの
だった。中でも,私達の顔を見るなり遅い!と渇を入れたおばあちゃんが積極的に
参加してくれて、ところどころに元気良く入る合いの手“ハイ,ハイ”が妙にタイミング
が合うもので(?)私達はすっかりそのおばあちゃんのペースに引き込まれてしま
ったのである。私は思い付きで,そのおばあちゃんに曲,出だしの合図も“ハイ,ハイ”
とやってもらったりして、こちらも楽しませてもらったひと時であった。。。
入所者の皆さんは、ギターを見るのも音を聴くのも初めて、もちろんギター伴奏で
歌うのも初めて,,,とのことで純粋に喜んでもらえたことを肌で感じたのであった。
帰り際に,毎月でも来て欲しい,,,とその場で依頼されたのだが,プログラムの仕込み
や他のスケジュールもあるもので,そう度々と言う訳には行かず、せいぜい四季に
合わせるとして、この次は夏の歌の用意が出来た頃かなぁ〜,,,
今回印象に残ったあの元気なおばあちゃんの“ハイ,ハイ”は又聴きたいものだ!
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March .26 (月) ≪弾き初め&親睦会≫ 15
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昨日、安田ギター教室の第12回弾き初め会が行われた。
弾き初め,,,と言うには時期が少しずれているのだが、北海道は寒い時期のギター
練習は中々大変なことで、以前は2月にやっていたこの会が、近年は春の訪れに
足並みを揃え3月の最終日曜日が恒例となっている。 それに,生徒はお正月明け
から練習に入っているので、これ位の練習期間は必要なのである。
今回の参加は20名で30ステージ。それぞれグループ毎のアンサンンブルに全体
合奏、そしてソロも,,,で、皆さん日々結構な曲数の練習に追われていたのである。
今回、聴講に来たママさん生徒の家族,3姉妹さんに、オールギターアンサンブルを
バックに滝廉太郎の“花”を歌ってもらった所,その澄んだ若い歌声には思いがけず
心に残るオープニングでの演出となった。。。
それに、この会は親睦を兼ねた内輪の会なので,最近ギターを習い出した人でも
チャレンジ意欲があれば参加することが出来、聴く方にしても,選曲自由にしている
弾き初め会ならではのギター曲レパートリィの楽しさを感じ取ってもらえると思う。
その中でもアンサンブルは、メンバーが揃うのは当日,,,のグループもあり、ざわつき
の中での呼吸合わせ1回きりによる練習後のぶっつけ本番は、スリルそのもの(?)
時にはメンバーが揃わないグループも、、、そんな時は私が代役で補うこともあるが
出来る限りその場にいるメンバーだけでがんばって弾いてもらうようにしている。
自立に向かい歩みつつある生徒に思いを託すのも、やりがいのあることなのだ。
今回の弾き初め会本番,,,前もっての2週に渡る練習会を設けたのが効じたのか,
自分たちの選んだ曲をそれなりに練習努力し,マスターしたのではないかと思う。
短期集中・・・やれば出来るじゃない〜,,,と生徒を褒めてあげたい! ついでに、
この人数をまとめた自分をも褒めてあげたい,,,一緒にがんばった〜、エライ!
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March .22 (木) ≪シンクロ∽フィギュア≫ 14
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今週から“シンクロナイズドスイミング,世界水泳メルボルン2007”が始まった。
TV放映の時間帯はレッスンとぶつかるので、Gコード予約をして録画で見ているの
だが、特に今夜は素晴らしい芸術を見させてもらった。
あのシンクロの女神“デデユー”の復活。 彼女はかってのオリンピックで満点を出
したことと、唯一鼻栓をせずに演技をする人である。昨夜改めてTVの画面を通して
目に入って来たのは、彼女の身体の筋肉の素晴らしさ!体中が筋肉なのである。
そしてデデユーのしなやかさとダイナミックな演技に伴い水面までもが一体感を持
って変化して行く,これぞ真の芸術,,,その余韻が未だ覚めやらずにいる,,,
シンクロはソロ,デュエット,団体・・・と幅が広い。その中で特に団体の演技には
目が釘付けになる。。。水の中で全員があれだけピシッと揃えるのは限界を超えた
練習量と、一瞬のミスが命取りになるゆえ,その精神力たるや見ている側の想像力
を遥かに超えたものであろう〜。だからこそ演技終了後のあの涙があるのだ。。。
そんな所に昨夜から“フィギュアスケート世界選手権2007in東京”が始まり、
更なる私のTV観戦が始まり、その夜のうちに録画を見ることに追われている。
が,,,私はそのどちらも興味があり、忙しい中にもそれを見るのが楽しみなのだが、
何故これまでに心惹かれるかと言うと、その双方の競技に関する緊迫した演技力
,容姿,衣装などによる華麗さ,臨場感溢れる音楽,,,の三位一体が融合しての
芸術にはまり、自分の心に優雅さを分け与てもらえているのがとても心地良い。
さぁ〜,1日の締めくくりの楽しみの為に、日中の業務をしっかり熟なすことにしょう!
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March .15 (木) ≪ヨガの呼吸法≫ 13
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時期はずれでやってきた雪も何とか収まリつつやれやれ〜,,,と言ったところ。
今の安田ギター教室は、今月25日の弾き初め会に向けて練習の追い込み中,,,
今年の弾き初め会は12回目を迎え、干支でいうとちょうどひと周り,,,
弾き初め会をやるようになってからは、秋の発表会以降の目標が出来,そのあとに
忙しくなる年末年始を迎えても何とかギターに触れることで、手の握力が落ちること
がないのが生徒の向上にも繋がっているようである。
発表会の選曲はじっくりと吟味するのだが、この弾き初め会の選曲は各自自由。
ポピュラーでも何でも自分の好きな曲を選ぶことが出来、それも自ずと練習を楽しく
させている秘訣である。多人数で弾く合奏,少人数のアンサンブル,ソロなど,,,と
ひとり数回の出番があるので、本番の2週間前から合わせ練習の為に各日曜日
に集まり、お互いソロを弾きあったり聴きあったり、情報交換や茶々など・・・。
生徒は緊張の中にも楽しいひと時を過し、更なる努力に心を引き締めるのである。
それにしてもレッスンではまあまあ弾けてるのに、人前に立つと何とも〜〜,,,
あがりに効く薬はないものだろうか? あがると呼吸が浅くなり気持が上ずって
しまい平常心を保てないことで、以前ヨガの先生にお願いし呼吸法の指導をして
頂いたこともあった。だが,,,それは1〜2回ではどうにもなることではなかった。。。
私が肩こり腰痛に悩みヨガ教室に足を踏み入れた時のこと、ヨガの先生曰く「安田
さんは肩で息をしていてかなりの緊張型,,,」と、その時の印象を言われるのだが、
その当時私は超真面目で(?)何にでも一生懸命な分,自分にリラックスすることが
出来ず、それがわが身をパンパンにさせていたのである。
呼吸法は今だに出来てない,,,と先生に言われながらも、ヨガ教室の週に一度でも
呼吸を意識することで、その当時からすると少しはリラックス出来ている自分が
ここにいるのではないか?と思う。 そう感ずるのは、今の自分にストレスはなく
毎日が楽しく幸せ〜と感じ、自分のことを,みんなのことを好きに思えるから,,,
緊張後の安堵の心地良さを覚えたら、もうその緊張に,はまってますよ〜,皆さん!
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March .7 (水) ≪脳神経外科≫ 12
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今日の函館は朝起きて見ると外は真っ白。時期外れの吹雪で冬に逆戻り,,,
本日の予定は数日前から心に決めていたことがあり、そんな悪天候の中でも私は
躊躇せずに早々と出かけたのである。その行き先は「函館脳神経外科」,,,
私はこれまで,忘れ事,物探しなどは度々あってもそんなのは誰しもが,,,とそれ程
深刻には思ってなかったのだが、この所,記憶欠損でちょっと自分にショックなこと
がありこれを機に,一度頭の中を調べてもらおう〜,と脳外科に足を運んだのである。
検査の内容は、頭,首のレントゲン,MRI,MRA,脳波,記憶の検査等々,,,
私は、最近良く耳にしているMRI,MRAの意味や区別がつかなかったのだが、
この度理解できたことは、MRI・・・多種類の画像で変化を見る(脳の断面画像)
MRA・・・脳の血管だけを映し出す、と言うことでCT検査よりも高性能な現在の検査
方法とのこと。先ずは脳波の検査。リクライニング椅子に座り,複数コードの付いた
キャップが頭にかぶせられ、発光の際目を開けないように,,,途中深呼吸を数回,,,
との指示に従っているうちに検査は6〜7分で終了。
次はいよいよあの脳輪切り検査のコース。TV等で目にしていたような検査室に
入りベットに横たわると、大きい音がするので,,,と耳栓をされ更にヘッドホンで覆わ
れ準備が整うと、あの丸いドームの中にズズズ〜っと吸い込まれて行く。。。
機械の向きなどが変わる音がドームの中でエコーとなって響く中でさえも、私は
検査所要時間15分の終わり頃には、フワ〜っと寝てしまいそうになった(?) 。。。
最終診察で先生は、前もって撮った多数の写真を見ながら「何処にも以上は
見られません,,,脳もぎっしり詰まっているし(?)血管も正常で骨も健康ですよ」,,,と。
ちなみに、異常がある脳の写真には,ギュ〜と萎縮した分の隙間が映るのだそう。
医師から「立派な脳を持って良かったですネ」,とお世辞にも太鼓判を押され,ありき
たりの,正常ですよ、と言われるよりも嬉しく,昨日までの不安は一気に解消された。
そこで受診前に気になっていた診察料だが,保険が効いて \10,970。これで当分の
安心が得られるのなら、自分に不安を感じている方は是非検査体験のお薦めを!
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March .1 (木) ≪おひなさま≫ 11
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今日から弥生3月。今年のこの時期をを迎えた気分はいつもと何かが違う。。。
例年だと冬の北海道は身も心もキュ〜と引き締まり、3月に入ると同時に“春は
もうすぐ〜”,と気持がふわ〜と緩みウキウキしてこの時期を迎えるのだが、今年は
異常暖冬のお陰で楽をさせてもらえて有難かったものの「何か妙?〜」な気分。
季節のメリハリがないので,何となく気がゆるゆるでホワ〜ンとしている。
3月、というと先ずは“お雛さま”。 うちのおひなさまは,わが家に落ち着いてから
段飾りが出せるスペースが出来,やっと飾れるようになった。
だがおととし,,,約20数年ぶりに箱から雛人形を出す際にはちょっとドキドキだった。
虫食いがないか?カビはどうか?お人形の髪が伸びてたらどうしよう?等々,,,
湿気のあった前の家のわりには、けっこう保存状態は良かったものの、メインの
お内裏様とお姫様のみ,その色白の顔にシミが出来ていたのにはショックだった。
その瞬間,専門家に頼んで何とかならないものか,と思ったのだが、離れて眺めると
そんなに目立たなく「お雛様だって人間と同じ,年を取るとシミだって出来るさぁ〜」
って思ったら、ありのままを大切にしよう〜と思う気になった。
いつの頃からか、おひなさまはコンパクトが好まれるようになって来ているよう。
だが,,,うちと同じ年代の頃の(約30年まえ)おひなさまを持っている方達に聞くと、
諸事情によりしまいっぱなし,,,と言う方が多い。
うちは2月に入ったらすぐに出し、ひと月間ギターの生徒始めいろいろな方が見て
くれているので、きっとお雛さま達も喜んでいることでしょう。
パッと目に飛び込んで来る“もうせん”の赤い色は艶やかであり、更にその横には
戴いた選定の桜が一足早く春の息吹を感じさせてくれている。 だがひなまつりの
ひながし,桜餅,そして苺大福等々も彩り鮮やかで“花より団子”ってのもありかナ?
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