2006年10月
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October .29(日) ≪水ギョーザ≫ 47
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今日は発表会前の最後の練習会の為、参加者は時差をつけてグループ毎に
安田ル〜ムに集まって来た。
昨夜の不気味な稲光,雨を目の当たりにした際、今日の天気がとても不安だったが
うちの行事はお天気には恵まれる,,,とのジンクスに今日も最高のお天気で応えて
くれた。そして今日は一日中安田ル〜ムを開放し,しかも練習プラス“水ギョーザ
パーティ”付きの練習会となった。
うちの水ギョーザは皮から作るのだが、私の父が戦時中,中国で過していたことで
母は本場の水ギョーザ作りをマスターし、私は戦後生まれだが,幼い頃から母の
手作り水ギョーザを口にして育ってきたのである。そして私はいつしか,その水ギョーザを年老いた父の為に作ってあげるようになっていたのである。
今日は朝早くから粉を練り込み、3時間程ねかせている間に白菜他の具の刻み。
これが結構手間暇,腕に負担のかかることなのだが、これらの準備をしておいて
皆さんには自分の食べる分は自分で作ってもらう,,,ということで・・・。
皮から作るのは殆どが初体験で、慣れない麺棒を操りながら不揃いギョーザの
出来上がり! 形はどうであれ味には変わりなし、茹でたての水ギョーザを皆で
戴くのは最高に美味! その光景はまるで小さい頃の粘土遊びが蘇り、中には
風呂敷包みのように作った人もいて、まるで大人の粘土遊びを見ているようで
とても楽しいひと時であった。。。
そんなこんなで発表会前に、連帯感とりラックス,気持ちにゆとりが出れば、、、と
思いついたことなのだが、それにしても水ギョーザの下ごしらえはけっこう時間が
とられるのだが、発表会前の自分の練習時間を割いて私はこんなことをしていて
良いのだろうか?。。。 でも良いのです〜〜。
楽しかったことがみんなの連帯感と、自分への活力になってくれたと思うから〜。
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October .21(土) ≪藤井眞吾先生リサイタル&公開レッスン≫ 46
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今週火曜日,17日夜に藤井眞吾先生のギターリサイタルが行われました。
藤井先生が来函されてからず〜っと秋晴れが続いていたのが、演奏会当日午前,
何と雷と強風を伴う雨,,,だが、私はコンサート開始前までにはきっと晴れる,,,と
信じていた。(藤井先生は雨男とか?でもこちらは晴れ女が多くうちの行事はいつ
もお天気に恵まれて来ているので何となく晴れる予感はしていた。。。)
そして午後、会場入りする頃にはお天気も回復し、午前の雨が雑念を洗い流して
くれたかのように一掃された空気の中、夜7時〜リサイタル開始。
藤井先生の細やかなギターの音色が会場いっぱいに響き、デュオのモーツアルト
は伊藤亜希子さん演奏の、真珠が転がるようなピアノの音色にうっとり〜。
2部ラストの“ある貴紳に捧げる幻想曲”(ロドリーゴ)は私の大好きな曲で、いつか
この曲が生で聴けたら〜,との夢は:ず〜っと前から持ち続けていたのだが今回、
その夢が叶ってしまった,,,ほんとうに願えば,夢って叶うんだ〜〜!
今回のリサイタルは、ピアノとの共演ゆえ、ギター関係者のみならず他分野の
音楽関係,演奏関係の方もいらして下さったのだが、藤井先生の演奏によって
小さなギターの存在が十分に大きいことが再認識されたのであった。
先生の奏でるギターは繊細さとダイナミックさを兼ね合わせ、コンサートに来て
下さった方々がそれぞれに「ギターって凄いネェ〜!」との感動のお言葉。
それからリサイタル日前後には、うちの生徒のレッスンにて公開がゆえに聴講する
側が勉強になることを教えて下さり、次回に向け希望に繋がるひと時であった。
そして滞在中、先生の好きなラーメンを食べ歩きし、周りとも美味しいラーメンや
さんの情報を集めるべくラーメン談義をし楽しく,ギターでは充実した数日であった。
おととい先生が帰京された日も秋晴れで、お天気までもが先生を歓迎してくれて
いたかのようであった。その翌日からは急に冷え込み北海道はこれから寒い長い
冬眠に入るのである。寒くなるとますますラーメンが恋しくなる季節。。。
先生とラーメン付き合いをしているうちに、私もラーメンにはまってしまったかも(?)
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Octber .12(木) ≪札幌ギターフェスティバル&in旭川≫ 46
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今月8,9日とギターメンバーで札幌,旭川に出かけて来ました。
毎年恒例の“ギターフェスティバル”に参加の為、レンタカーで8日早朝5時出発.
当日は台風の影響による強風の中、途中通行止めの情報を耳にし不安ながらも
11時,無事札幌市教育文化会館に到着。 11時半のリハには何とか間に合った、、、
それから急いで腹ごしらえをし、午後1時の開演を待つことに。。。
出番は人数順なので私達8名グループは3番目。到着時間を気にしハラハラしな
がら辿り着いた割には、本番は落ち着いて演奏することが出来、満足満足〜〜。
自分たちの出番が早いと、他グループの演奏をゆっくりと聴けるので毎年楽しみに
通って来ているのである。フェスティバル後半に向けては人数も多くなり迫力も増し
ラスト渋谷ギター合奏団の総勢30人を超える大合奏は圧巻で、その多人数の息が
ピッタリ合って、私達は「来て良かった,来年も又来たい〜,,,」と思うである。
その後私達は旭川に向かい、1泊して翌日午前は入園者数日本一の旭山動物園
へ。秋の観光シーズン,しかも連休なのでかなりの混雑は覚悟していたが、早めの
行動のお陰で開園前に到着し無料の駐車場にも入ることが出来た。
誰の行いが良かったのか?昨日の天気とうって変わって晴天に恵まれたのが
何よりもラッキ-!園内では、先ず話題のアザラシ,,オランウータン,ペンギン他を見
最後は“もぐもぐタイム”で子魚を目掛けてダイブする迫力のある北極熊で〆。
そして、私の兄弟が集まって来ている姉の所に戻り広いお庭でお弁当を戴き,一宿
一飯のお返しに、メンバーで急遽庭園コンサートを、、、私は長年ギターをやってきて
いても正装して身内の前でギターを聴かせてあげるのは初めてのことであった。
そして私達は姉の所をあたふたとおいとまし、次の訪問先“旭川育児院”へ,と向
かう。こちらはギターの知人が園長先生で、一緒に演奏を,,,と言うことになった。
小さな子達が最後まで聴いてくれて、人懐っこい子供達の可愛さが心に残った。
これで今回のスケジュールが全て終了し、午後4時半私達は帰路に着いた。
途中夕食にラーメンを戴き、函館に辿り着いたのは夜中の2時であった。充実感が
一杯詰まったこの2日間、私達は最高の一期一会を堪能出来Happyハッピー〜!
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October . 2(月) ≪稚内寒流水族館≫ 45
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1週間の里帰り,,,旭川から帰って来ました。
今回は娘の運転での旅で稚内にも足を伸ばし、北海道の南から北まで車を走らせ
て来ました。稚内での最初の観光は,最北端である“宗谷岬”。
ここは、いつもは強風と寒さでの観光なのだが、今回はめったに無い穏やかな
気候で私達を出迎えてくれてラッキーだった。
それから私達は、稚内のもうひとつの岬“野寒布(ノシャップ)岬”に向かった。
その観光敷地内にある“稚内市寒流水族館”には入るかどうか迷ったが、入館料
が400円,,,と安いので入って見ることに。。。入り口入って直ぐの所にプールがあり
そこにはペンギンとアザラシが同居していたが狭いながらもほのぼの感があった。
そして館内に入ると、いきなり“クリオネ”が可愛い仕草で出迎えてくれた。
私は以前からクリオネには憧れていたのでとても嬉しく、じぃ〜と見入ってしまっ
た。 だが,,,何としても小さすぎる〜。私はふと思いつき,バックの中に潜ませていた100円ショップの携帯用のルーペを取り出し水槽に張り付かせてクリオネを見た。
おぉ〜Good!あの豆粒のようなクリオネが一回り大きく見えてラッキー!
更に奥に入って行くと、大きな水槽にはホッケ,カレイ,イトウなど等美味しそうな
お魚が(?)ゆうゆうと泳いでいて何と庶民的な水族館,,,と思いながら進んで行くと、
横並びの三つの水槽の所に行きついた。そこには何やら小さなお魚がいっぱい。
水槽の上を見ると、それは“フウセンウオ”との説明。
フウセンウオは、ダンゴウオ科に属する北洋系の魚で、北オホーツクや日本海の
宗谷北部にのみ生息している魚、とのこと。そこでは数ミリの稚魚から3cm.程の
成魚までがいて、それぞれがお腹の吸盤で自分の縄張りに張り付き、そのミニ魚
は,止まっている木や貝によって体の色が保護色の茶色や白,オレンジに変色して
いることに自然の生命の不思議さを感じ、その魚を育て研究している館の職員さん
のお話に興味を注がれ,私と娘はついついその場に長居をしてしまった。
安いから,,,と期待もせずに(?)入った稚内水族館、ここでしか見ることが出来ない
愛嬌のある“フウセンウオ”に出会ったことで、そのローカルな水族館に敬意を表し
是非又来たい〜と思いながらその場を離れたのであった。
今回の旅,,,山々の紅葉にはなだ早過ぎたが、稚内水族館で出会えた
“クリオネ,フウセンウオ”のお陰で≪小さな秋≫を見つけて帰って来ました〜♪
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