気ままに日記

2006年6月

June ,25(日)      ≪原博巳サキソフォンコンサート≫       24
 
 丁度1週間前、≪原博巳サキソフォンコンサート≫が行われた。
原博巳(ひろし)氏はうちの娘婿で、振り返れば1999年に初めて函館を訪れて
以来、毎年里帰りを兼ね安田ギター教室主催でコンサートを開催してきて今年は
8回目のリサイタルとなった。
今回の会場は、当時函館の音楽仲間が2人の結婚パーティを開いて下さった所。
そこはレストラン “Bees Bee”で、今回は当店の開店10周年記念の行事として
呼んで下さったのである。

“Bees Bee ”の収容座席は約50席程で、夜はワインなどのドリンクセット,翌日
昼はランチ付きの2日公演となった。当日来て下さったお客さまは、こんなに近く
目の前で世界の原さんの演奏を聞くことができすご〜い贅沢、と喜んで下さった。
共演者「ピアニスト伊藤亜希子さん」との息の合った演奏は絶賛であり、毎年この
コンサートを楽しみにして待っていて下さるファンも多い。
実は、私もそのファンのひとり・・・なのである。原さんが来函しうちに滞在して家の
中で彼のサックスの音が聞こえてくると、血液がサラサラ状態になり心地良くなる
のです。Happyな気分になるのです〜。
 私は、原さんを通じて初めて「クラシックサックス」という分野を知りました。そして
毎年のコンサートを通じてレベルの高い曲を聞かせていただき、現代曲等も解り易
い解説付きで、毎年ハートが伝わってくる音,演奏を楽しませてもらっています。

 (原さんHPに関しては、うちのHP塔潟塔Nの部屋から訪ねてみて下さい。)


June ,15(金)        ≪公民館ギター教室開講≫        23
 
 函館市で主催する「公民館ギター教室」が昨夜から始まった。
私が講師に依頼されてから、4回目となる今年は何と17名の受講者が集まった。
そんな中で持参してきた楽器は様々。前もって楽器がなくて相談された方には
うちの生徒にも協力してもらって数本をレンタルしたが、当日フタを開けてみると
?十年前のクラシックギターは良しとしても、フォークギターあり、ミニギターあり

年齢も20代から70代まで・・・と幅ひろ〜く。そして手つきを見た感じではほとんど
初心者の感じである。
 先ずはいつものパタ〜ンでレッスン開始。右手で弦の上を歩くことから始まり、
次は左指の押さえ。いや〜音にならない。特にフォークギターの人は弦が硬い〜。
幸い今回は助手を頼んでいたので、二人で手分けして各自の所を回ってチェック。
今の段階で音が出せないとこの先挫折させてしまう。 だがこれは10回コースと
いう限られた時間内での講座ゆえ、如何にみんなに心配りをしてあげれるか・・・が
挫折者を出さないコツなのだが、17名は多すぎ〜。無理〜! でも、レッスンの
まとめで最後は全員で〜、と音出しをしたらみんなついて来た。嬉しかったなぁ〜。

 う〜ん、海のもの山のもの,,,とバラエティにとんだ素材は集まったものの

これからどのように料理をして行くかが今までの経験と腕の見せ所。
いや今までと言うより、これがこれからの私の貴重な経験と感動の第一歩と思う。
出来ない生徒にはレッスン中常に頭の中がグルグルし、解ってもらえた時には
すごい満足感があり、それがこの指導の道の財産となっているように思う。
一昨年のことになるが、相手の感覚があまりにも楽器をやろうとする現実からかけ
離れていてアドバイスの言葉が見つからなくていたら、ジワ〜と涙がにじんできた
ことがあった。2ヶ月経ってやっと@弦の音を覚えてくれた時は今度は嬉し涙が出
そうになった。奥さまの病気で中途退会したが、76歳のあの白いあご髭のご老人
はどうしているかなぁ〜。私のいちばん苦労した忘れられないレッスン体験だった
ので、時折ふと思い出される,,,。
さぁ〜これから2ヵ月半、みんなを料理しに(?)楽しく公民館に通おぅ〜〜と!


June ,9(金)          ≪鯉∽燕              22
 
 3日程前、ウオーキングで五稜郭公園へ行って来ました。いつもだと橋の上から
お堀に目をやると、色とりどりの大きな鯉たちがそこを訪れる私達を歓迎してくれる
のだが、今年は例年にない厳冬でお堀に張った氷が厚く酸欠状態に陥り鯉に異変
が起きたとか? そこでパンを投げ入れている人につられてお堀を覗いて見ると、
鯉の稚魚と思われる黒っぽいたくさんの小さい魚が私の目に入ってきた。
いくら待っていても色づいた鯉の姿が見えてこない・・・。この稚魚達は、あの貫禄
のある鯉の姿になるのにあと何年かかるのだろう〜と思いを馳せながら見ていると
別のものが目に入ってきた。それは大きな2匹のミドリ亀と他の種類の亀である。
寄り添うように泳いでいる対のミドリ亀に,私の目が釘付けになった。
それは、うちで飼っている亀の姿とダブったからである。。。
わが家の2匹の亀はうちに来て15年,体長は甲羅だけでも15〜6cmはあり
冬は12月頃からエサを食べなくなり冬眠に入るのだが、例年だと春の訪れと共に
4月に入ると起き出すのが、今年の冬眠明けは5月に入ってからのことだった。
暖かい室内にいても、それは外気温による動物の習性として目覚めのようで、
こんなに遅い冬眠明けは、初めてのことである。

 それから,この春はすずめの姿が見当たらない、、、と言ったニュースも耳にしたが
それもこの冬の寒さの影響で、すずめが越冬することが出来なかったようだ。。。
そんな中で、わが家の2階の換気口の所にすずめの巣を見つけ、つい最近ヒナが
孵ったようで、チユンチユンと可愛らしい鳴き声が聞こえ,ほのぼのとした気持ちに
させてくれている。
 それからもうひとつのほのぼの。。。それはいつも行く魚屋さんのお店のことで、
昨年お店の天井のコーナーに燕が巣を作り、やはりヒナが孵り鳥の声がお客さん
を和ませてくれていた。 そして今年も同じ所に燕が巣を作りにやって来た。。。
 私達は今年の厳冬で、寒いだの雪かきで腰が痛いだのと言って過して来たが、
改めて自然界を生き抜くことへの厳しさを思い、次の冬はそのことを考えて過そう。
自然界での新しい命の誕生に乾杯〜! 鯉よ早く大きくなって色付いておくれ〜!


June ,3(土)          ≪インディアン ☆ ナイト≫             21
 
 今日、ヨガ道場に於いてインディアンナイト≠ェ開かれた。
それは,2月のインド旅行のスライド・ビデオ鑑賞等
旅行に行けなかったが興味の
ある生徒さん達の要望で広く参加を募り、35名程が集まった。
それから今夜の更なる楽しみは、ヨガのアルン先生の奥さま,千夜先生の手作り
インド料理である。大きなお皿には、インドのあげパン・プーリー,ひき肉のキーマ
カレー,タンドリーチキン,ジャガいもとキャベツのインド風炒めものにフルーツ
ヨーグルト,野菜などが盛り付けられ、とてもとても美味しく戴いてきました。

 食後にはインドのチャイが出てティタイムをしながら、いよいよスライドショー。
楽しかった旅行の思い出が蘇ってきた。つい最近「日立世界ふしぎ発見」で私達が
見てきたインドの世界遺産“アジャンタ石窟寺院”が放映されたのだが、あの時の
私達についてくれた現地日本語ガイド “ラトナカル・シワレーさん” がTVに映って
いたのである。この番組に出ると言うことは、もしかしてご当地一番のガイドさん?
旅行に行った人達は、今夜一同に会して「あのシワレーさんが!」,,,と。

 次に、こちら本場インドヨガならではの、これも奥さま自前の“サリー試着タイム”
一枚の長いサリー生地を折り曲げて手際よく巻きつけて行く。
インドサリーの良い所は、ヤセてても太ってても,老いも若きも,のっぽでもチビでも
着ると誰もがステキになる。その姿をヨガの先生が写真に納めて記念にどうぞ〜。
こんな貴重な体験をさせてもらえるところはそうはないと思う。
 スライドでは、アルン先生身内の結婚式の様子も映し出され、華麗な花嫁さんと
ゲストの皆さん達の色とりどりのサリーが眩かった。インドでは赤がお祝い事,,,
と聞いたので、6月始めの日記カラーはレッド≠ノしてみた。。。

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