気ままに日記

2006年4月

April .20(木)          ≪詩人 金子みすゞ≫             15
 
 今日の午後、NHKラジオの公開生放送に出演してきました。
それは毎週木曜日2時〜3時に放送している「どどんと道南ラジオ」で、先月の
「銀河鉄道の夜」に続き2回目の出演でした。
今回は「詩人金子みすゞ」の詩に、和田さんの朗読とギターをつけたのです。
金子みすゞ童話集の中から “ほしとたんぽぽ,みんなをすきに,わらい,わたしと
ことりとすずと,ふしぎ,こころ,おさかな,たいりょう”の8篇を朗読し、
ギター曲は、タルレガ作曲の“アデリータと夢”を合わせました。

 金子みすゞの詩が大好き!、、、と,寒い中わざわざスタジオに足を運んで下さった
ご年配の方が、とても良かった〜!と感激してくれた。
私は2003年、金子みすゞさんの生誕100年の頃にその詩に触れる機会を得た
のだが、26歳の若さでこの世を去った彼女の儚い生涯と、目には見えてないが
心の目では見えている・・・と言う,独自の感性を持ったみすゞさんの純真な詩の
表現には今の時代では特に心が洗われるものがあり、詩の中味と彼女の人生が
交錯し,そのご婦人の涙ぐむ気持ちが良く解るような気がしました。

 アナウンサーの方が、みすゞさんを紹介するのに読んだ心に残った詩。。。

                    《 つもった ゆき 》

  「うえの ゆき さむかろな。 つめたい つきが さしていて。
       したの ゆき おもかろな。 なんびゃくにんも のせていて。
           なかの ゆき さみしかろな。 そらも じべたも みえないで。」

 冬の名残を感じるような今日の寒さの中、この詩を選んだNHKアナウンサーさま、
さすが〜,,,心に沁みた一篇の詩でありました。


April .14(金)          ≪HAC旭川便≫             14
 
 明日から4日間、旭川に行ってきます。
今回は私のふるさと音威子府(オトイネップ・アイヌ地名)村での法事なのですが、
親戚のおばさんの3回忌を、その音威子府のひとつ手前の咲来(サックル)温泉で
するのですが、昨年一年忌をその温泉で泊りがけでして数年ぶりに親戚・従兄弟
が顔を会わせ懐かしく来年も又・・・とのことだったので今年も出かけて行くのです。
そのおばさんも皆が集まってくれて,,,ときっと喜ぶことと思います。

それでどうかナ?と旅行社に聞いてみたところ,旭川線HAC(ハック)の早割がある
とのこと。このローカル線HACは定員は確か40名弱でバス1台よりも定員の少ない
プロペラ機で、就航当時に一度だけ乗ったことがあるのだが、
函館→旭川間を列車だと札幌で乗り換えて6時間、車だとノンストップで走っても
8時間を要する所,この飛行機はわずか1時間で旭川まで結んでしまうのである。
費用は早割りで往復2万少し、JRでも15,000円位はかかってしまうので
今回は、日にちのゆとりもないことで久しぶりに飛行機を使うことにした。

初めてこの飛行機に乗った時に迎えに来てくれていた姉が,普通の飛行機と並んで
着陸していたHACが小さくてメチャメチャ可愛い〜と喜んでいた。。。
旭川動物園の来園者数が日本一になったことで、遠方からのお客さんを出迎える
旭川空港も又ステキできれいになった・・・との情報。
旭山動物園&旭川空港の所在している東神楽町は街中が花で飾られている。
そのお花を見がてら迎えに来てくれる姉が、又HACを見て喜ぶことでしょう〜。


April .7(金)          ≪100円ショップ≫             13
 
 100円ショップのお店が出回ったのは,何年前からだったろう〜?
今では何かを探す時は先ず100円ショップ、、、が日常感茶飯事になってしまって
いる今日この頃であるがとても便利な世の中になったものだ。
そんな手頃な100円ショップも今ではあちこちにあり、私の家の周りにも大きな
お店が3軒はある。 私は最近その100円ショップで,ある探し物をしている,,,。

 一昨年の暮れこの家をリフォームした時、元々は写真屋さんだったもので
通りから見える窓がとても大きく、知人のアドバイスでそれをカバーする為に
カラフルな100円シールを貼ったところ、それがステンド・グラスのように見え中々
好評であった。 トータルで700円、ステンド・グラス風(?)の出来上がり〜。

 それが今1年数ヶ月を経過して見ると、カラフルな色が抜け葉のグリーンだけが
残っていてやはりそれなり。。。 だが手間を惜しまず又700円で張り替えようと
同種類のシールを買い求めているのだが、同じのが中々揃わない。 
お店には「大量生産の為コストを安く提供出来る故、同じ物が入荷しない場合も
あり売り切れご免!」と張り紙がされている。
でも、もしかして入荷しているかも知れない・・・と折をみては100円ショップを覗い
て見ている日々なのである。
時間がある時は漠然と見ながら、「100円でこんなのも売っている。へぇ〜これが
100円?・・・」等と心の中でブツブツ言いながら見歩いているとけっこう時間が経ち
手には何点か持っていて、いつも手ぶらでは帰って来ることがない。
あちこちにお店が出来てもつぶれていないところをみると、私のように,はまる客の
心理をつかんでいるのが100円ショップ経営成功のノウハウかも??

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